ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

2022、夏も締めくくり。

お盆も過ぎ、まだまだ猛暑続きではありますが、少しだけセミのボリュームが小さくなった気がします。

皆さんは、どんな夏だったでしょうか。

今年は梅雨を飛び越した感じがしますので、なんだか調子が狂うと言いますか、ならば長く感じるはずの夏なのに、そうでも無いと言う・・・まったくもって変な感じです。

体調不良で地域の夏祭りに参加しそびれたので、もうちょうい夏感をプラスしてあげたい気分。

せめて、花火(手持ち)でもしてみますかね。

あなたはまだ3歳だから、今年の夏のことをこの先語ることは無いに等しいだろうけど、父母はしっかり覚えていますよ。

 

なんちゃない夏だったけど、とびきりの夏をありがとう。

 

きょうも歩く、歩く。

ねぎ(犬)は里親募集で筑豊からやってきた「筑豊犬」です。(炭鉱犬とも言っています)。

ひと昔前はよく学校内に雑種犬が侵入してきたものですが、今となってはねぎのような犬は珍しくなり、散歩をしていると子供たちが集まるのはもちろん、車の中から声をかけられたり、突然近くのスーパーなどに緊急駐車をして走って撫でに来られる事例が多々あります。

その日も家族で公園にテクテク向かっていました。
愛くるしい雑種が顔を出す車が目の前を通ったと思ったら、奥さまが「わっ!!似てる!!ちょっと止まって止まって!」と緊急停車。運転席のご主人と降りてこられました。
突然のことで写真は撮っていなかったのですが、本当に瓜二つだったねぎとカモメちゃん。色々話を聞いてみると、どうやら保護犬で大川市からやってきたそう。

六畳一間の劣悪な環境の中、60頭の多頭飼いをされていたところをボランティアの方々が引き取り、譲渡していただいたとのことです。
あまりにも自分のワンちゃんと似ていたため、もしかして60頭の兄弟のうちの一頭かもしれないと駆け寄ってくださったようです。

本当にヒドイ飼い方をする人がいるもんです。
動物虐待、幼児虐待、そんなニュースを聞くたび、人間でいることがイヤになるときもあります。

時々、「ウチの子高かったのよ〜」「日本でも珍しい犬種でね〜」と自慢げに話すご婦人の声が聞こえてきますが、ペットは人間の所有欲を満たすブランドでもアクセサリーでもありません。
いつの日か世界中から悪徳ブリーダーがなくなることを切に願います。

ペットの寿命は人間より短い。こればかりはしょうがありません。でも人間の取り組み方次第でたくさん生きてくれる場合もあるかもしれません。だからこそ、一瞬一瞬を楽しんでもらえるような、本当にペットのことを考えたカラダに優しいペット事業に参加したいなぁと密かに企んでいます。(ねっ、T岡本部長!笑)

 

【 今日の1本 】 
歩いても歩いても(2008年/114分/日本)

お盆になると観たくなる映画。
家族はとてもあったかくて、面倒くさくって。

 

志免の平成の森公園、川編。

山から降り、本命の川遊びに向かいます。

整備された川とは言え、自然の清流。穏やかな流れの浅瀬なので、幼児でも安心して遊べました。

最近の我が家の休日は、楽しめそうな公園があれば行ってみる。体力が続く限り・・・。

40過ぎても裸足になって裾を捲り上げ、穴を掘ったり山を作ったり。
(ご主人は「よし!生け簀を作るぞ!」と岩を集めて何やら制作中←他の人の迷惑になるなよ)

 

インドアのわたしでも、自然と戯れるずにはいられません。

野山を駆けまわっていたあの頃を思い出します。(体力はついていきませんが)

川のせせらぎを聞きながらのご飯は、これまた格別。まさしく非日常を体感。

 

山も川も堪能できた、平成の森公園。

でも、穏やかな自然もあれば危険な自然もあります。

地元の方の忠告は、きちんと守るべし。

で、ちゃんとゴミも拾って帰るべし。

〆。

 

志免の平和の森公園、山編。

皆さま、暑中お見舞い申し上げます。

「暑ぅ・・・」が口癖な毎日。

 

暑さにバテている暇なんかありません。夏は待ってくれませんから、どんどんコッチから攻めていかねば。

と、勢いよく言うものの・・・、暑さ対策は必須。

ここ平成の森公園は、強い日差しから身を守ってくれる木陰が豊富なので、夏場でも安心して遊べます。(今思うと、蚊もそんなにいなかったような)

とにかく、とんでもなく長いローラー滑り台。

よくもまぁ、森の中にこんなにも長く作ったものだと、感心。

うわぁ〜〜〜と滑って、ゴール←。

わ〜〜〜とダッシュして、スタート地点へ→。

 

⇄これを何セットも繰り返す3歳児を、木陰で見守る44歳。

平成の森公園は『山』だけではなく『川』も楽しめるという二刀流な公園です。

 

次回は、その『川編』をお届けいたします。

 

日帰りな、貸切温泉。

九州・山口の、とびきりな温泉140選。それも、貸切特集。

その名も『日帰り 貸切温泉』(文榮出版社)のイラストを担当させていただきました。

各県の名所や名物を、鉛筆の質感を活かしてスケッチ風に仕上げています。

描くために参考資料を揃えるのですが、その作業をしていると各地を巡っているような気分になるという、なんともおめでたい性分。

写真でも文章でもなく「ココはイラストだよね」と、イラストを使う理由があります。

その理由をしっかり伝えてくれるディレクター兼デザイナーのH渡さんは、いつもおおらかな心で対応してくださる方です。

 

こんなふうに↓、茶目っ気ある仕掛けをいつも施していただき、描く者としてもテンションが上がり、イラストの性格をよく理解してくださっているな、と嬉しくなります。

 

ゆっくり、自分のペースでのんびりと。

本誌を持って、いざ温泉へ。

 

7/29より、コンビニや書店で発売されていますので、手にとっていただければ幸いです。(温泉の情報収集をされている方は必見です!)
 

なに言ってんだか。

犬の伏せのひとつで、手を丸く収めてくつろいでいることがあります。

↓こんな感じです。

 


この状態を妻は『おかるさん』と言います。

そう、お隣のおかるさんです。

 

仕事していると「ねぎ!ねぎ!おかるさんになっとるよっ!!」と妻がキャッキャ騒いでいるのが聞こえてくることがあります。

・・・結婚して今年で19年。。あの人は自分は暗い人間だと常々言っておりますが、そんな声を聞くたびに私はどうしても信じられません。絶対にのぼせもんです。

まだまだ妻の観察日記は続きます。(ねぎ、ウザイやろうけど一緒にガンバろうな!泣)

 

 

【 今日の1本 】 
秋刀魚の味(1962年/113分/日本)

小津さんの映画のような人生を歩むことが実は密かな夢です。
(しかし、岩下志麻さんは美しすぎる。。)

 

贅沢な打ち合わせ。

八女・井手製茶工場さまの新商品お打ち合わせ。

出来たてホヤホヤの試作品たちを並べ、誰よりも先に味あわせていただくこの贅沢な会議は私どもにとっても毎回楽しみな時間。お茶好きな私はたまりません。

 

室内いっぱいに広がるお茶の香りに誘われて、人間の嗅覚の1億倍あるこちらのご意見番も登場(略して『ご意犬』)。 

 

かれこれ井手製茶工場さまとは新商品のご相談を受けてから5年のお付き合い。親子三代に渡り引き継がれてきた井手茶の味を、若き四代目が今の時代や動きを読み解きながら開発を重ね、伝統を守られています。

ネーミングからデザイン、ブランド構築に至る全てを携わらせていただいた『菊長治(きくちょうじ)』。

老舗と伝統を意識したデザインに加え、親子三代それぞれの名前から命名したこちら商品は、三代目であるお父さん、お母さんも泣いて喜んでいただき、先代の御仏壇に企画書をお供えされたお話を受けた時はこちらまでウルっときてしまいました。

 

ただ売れるもの、目立つもの、だけではなく、商品に関わる皆さまの想いの先に寄り添えるものづくりをモットーにしている私どもにとって、これほど嬉しいことはありません。

菊長治はリリースからずっと好評を得ており、他県から店頭にお買い求めに来られる方、そしてインターネットでのご注文など、たくさんのお客さまに喜んでいただいております。
とくにAmazonでのレビューの多さと評価の高さから、一般的なティーバッグにはない贅沢な茶葉のボリュームを皆さんがちゃんと感じ取ってくださっていることが窺えます。
(皆さんのレビューを見ていただければ一目瞭然ですが、ティーバッグが苦手だったお茶好きの私も太鼓判を押します。本当に美味しいお茶です。)

ひとつずつ仲間になっていく新ラインナップに向け、私どもはアイデアとデザインそして試飲)で四代目を盛り上げていきたいと考えております。

 

■ご注文はこちらから
有限会社井手製茶工場
〒834-1214 福岡県八女市黒木町田本191
電話:0943-42-1487

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