ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

IKEAで、朝食を。

とにかく好きなIKEAのご飯。

朝からでも負担なく食べられるあっさりメニューですし、なにより店内の空気感が好きなのです。

 

天井が高くて、大きなガラス窓から差し込む自然光。混雑気味でもそれらのおかげで窮屈さを感じず、のんびりできるところが気に入っています。

 

お買い物よりもご飯の比重が高いIKEA。この日は、タオル・マグネット・竹籠を購入しました。

一通り楽しんだ後は、隣接してある公園で遊ぶのが定例。

 

顔なじみもいないアウェイな感じを振り切るように、猛ダッシュです。

今日のような人混みに行く時は派手な色を身に付けさ、位置情報を確認。

そうそう、走るのは無料。大いに走りたまえ。

 

上空より力強い視線を浴びながらクタクタになるまで遊んだ休日。

ご飯も美味しかったし、タオルも新調したし、天気も良かったし。

 

一日を堪能できました。

 

氣のいい場所。

ウチの近所には小さな祠があります。
毎週月曜日になると「今週も一週間、どうか家族と周りのみんなを見守ってください」と手を合わせ、ホウキ片手にお地蔵さんの台座を掃除する。台風で傷んだところは補修する。かれこれ8年間続けてきました。

私は神様は信じていませんが、「氣」のようなものは人一倍信じております。
「氣のいい場所」
「氣のいい人間」
そういう場所には何度も足を運び、変な氣を出している人間には近づかない。その直感で平穏に生きてこれました。

この場所もそうで、なんだかキレイにしたらお地蔵さんたちの表情が明るくなったような気がして、その空間にいる自分にもいい氣が流れてくるような気がして、とても一週間気分が良くなるんです(「気」多いな)

妻が妊娠した時は「どうか、どうか、」と週1回の掃除を2回にし、入院した時は毎日通いました。
で、無事に産まれたら産まれたで今度はまた息子への新たな願いを込めて掃除をする。。心配事は尽きませんが、私にとって大切な場所でございました。

『長尾昔ばなし』によりますと、この祠の祭神は千手観音菩薩でありまして、「助けを願う人を助けて下さるお大師さま」として地域の人たちは信心していたとのこと。大正時代の終わりに信者の一人が姪浜の石工さんに彫らせたもので、隣には釈迦如来に始まる十三体の石仏(一番右の十四体目に不動明王さま)が鎮座されています。

早良地区での筑前西国第三十三番札所だったらしく、観音様の隣の十三仏さま達は昭和元年に運んでこられた時、喜んだ村人は総出で担ぎ上げ安置したとのこと。その時代この像は村の皆さんの希望であったことに違いありません。『千灯明』と呼ばれるお祭りの際は7mもある大きな数珠の輪を参拝者全員で持ち、「南無大師遍照金剛」と唱えながら願いを込め100回まわる習慣もあったようです。

 

ですが、以前は誰でも参ることができたこの祠も、ある時から入口にあからさまにバリケードが張られるようになりました。それでも掃除をしていると、今度は管理の人が石を投げてくるようになり、なんだか昔の雰囲気が様変わりしてまいりました。

ああ、土地を管理する人が変わったんだな。次の人は入るのを嫌がるんだな。
人様の土地ということもあり、強くはいえず、この祠にも半年以上足が遠のいておりました。

 

中に入れずとも月曜日になるとこの位置から大師たちに挨拶をしていたのですが、数ヶ月前、立て札を見てガクゼン。。

マンションが建つことになりました。
施工予定の12月になっても動きがないので地域の民生委員に状況を聞いてみたところ、どうも管理側と市やら何やらで石仏たちの引き取り手をどうするかでモメている模様。。

いやいや、ここの計画を立てる前に先にそういうのは決めておいてよ。一番先に決めておいてよ。
この地域を100年以上守ってきた大師たちなんですよ。

誰も引き取り手が見つからなかったらウチの敷地内に何体か供えようかと妻に相談しましたが、「そういうのは生半可な気持ちじゃダメなのよ!息子にもその下にも引き継ぐことになるのよ、それ相応の勉強と覚悟がいるのよ!」ということで却下。「んじゃ周りの石仏の欠片でも家に供えるのは?」と提案してみるも、思いっきりニラまれそれも却下。(そりゃそうですよね。。)

今私にできることは、撤去されるまで、飛んでくる石が岩に変わるまで目を盗んで掃除に行くことくらい。とにかく石仏たちの今後が心配です。

 

施工開始はすぐそこまで来ていると思いますが、関係者の方々、とにかく丁重に扱ってくださいね。
私、神様は信じていないと言いましたが、『念』というものは大いに信じていますので。

 

楽しきかな、忘年会。

年末恒例の、ご褒美忘年会。

この日はただただ食べる側に徹する。

元料理人でお仕事仲間の手料理をひたすら味わう、そんな一日なのです。

 

食材選びから調理まで全工程をお任せし、かたじけない・・・と思いつつも「久しぶりに腕を振る舞えるので嬉しい」と仰られるのであれば、そこは委ねるのも人情。

いつもの食卓でリラックスしながらいただく手料理は、最高の連続です。

 

人生お初のシャトーブリアン

「焼き加減どうしますか?」だなんて、恐れ多い。身分相応でお願いします、と訳の分からない返事をし、パクッと一口。

なっとく・・・。

 

 

リクエストのアクアパッツァも、本格的に作っていただきました。

塩味はケッパー・オリーブの実、あとは食材の旨味だけで調理。

美味しいご飯で今年一年を労っていただきました。

 

そうそう、嫌なことや悲しいことはおいしいご飯で忘れちゃおう。

「おいしい」と口角上げれば、ちょっとやそっとのことは水に流せるのです。

 

T岡さん、ご馳走様でした!

N田さん、来年もどうぞよろしくお願いします!

 

4歳、最終章。

来月で、息子は5歳。

4歳ってどんなんだっけと、ここいらで覚え書きをしようと思います。

 

 

その1、トイレでう○こができるようになった。

ピンチが生んだ結果でして、保育園から徒歩で帰宅中にもよおし始め、もう少しで家に着くから我慢してっ!と背負って猛ダッシュ

いつもならオムツに履き替えて排便という流れでしたが、一刻も争う状況を逆手にとって「間に合わないけん、座って!」と便座に誘導。

ひゃっほ〜、できた〜♪

 

その他、簡単に申し上げますと・・・、

 

 

その2、あからさまに逆ギレする。

「ゴメンねっ!って言ってる!!(怒)」とゴメンを言わず主張。

 

 

その3、味噌汁にいちいちうるさい。

味噌の粒々や、出汁のいりこや鰹節の残骸系を警戒し「これツブツブ入ってない?」と毎回確認してくる。作りたての朝の味噌汁は好きだが、温め直した夜Ver.はイヤな顔をする。

 

 

その4、大義名分を理解。

「はい、カカにも。」とやたら気前よくわたし用のお菓子を持ってきて、自身もお菓子を食べられる動線を仕込む。

 

 

その5、たまに帰国子女。

前触れもなく「トト、だいすきぃ〜」「カカ、だいすきぃ〜」とハグをしてくる。昭和生まれ生粋の日本人である私は「あっ、わたしもだいすきぃ↑」と西洋式の表現に不自然に対応。

 

 

その6、あるようで無いような話しをする。

「おれ、とうみんしてたんだ。たまごアレルギーやけん。」「おれ、はるまきのはるがだいすき。」「おれ、しょうがっこうでひとりやったけん、ウルトラマンがきてくれた。」

冬眠、卵アレルギー、春巻き、そして、ご入学おめでとう。

 

 

4歳児として、このような感じで過ごした一年間。気遣いもできるようになってきましたし、悪知恵もはたらくように。いっちょ前になってきたなと感じるコトも増えましたが「園から帰ってカカが、カネゴンになってたらどうする?」の問いかけに大粒の涙を流した息子。まだまだ幼さが可愛らしいお年頃のようです。

 

星くずのひとつの気分はこんな感じ。

クレイジーギタリストH渡さんとのカラオケで「なんてやかましくてイカした曲なんだ」と20代前半でハマったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。そしてチバの歌詞。

面倒くさい相手との話し合い、平然を装いながら震える足を「いっちゃえ!」と後押ししてくれた『バードメン』。
自分に自信が持てなくなったとき何度も「今日の!風は!俺に!」と励まされた『リボルバージャンキーズ』。
落ち込んで落ち込んでもう自分の全てもうこのままでいいや、と思った時に聴いた『深く潜れ』。
なにも無い日曜に聴きたくなる『blue nylon shirts』。
あ〜今日は楽しい!トコトン飲むぞ!と思った時に歌う『ブレーキはずれた俺の心臓』。
当時遠距離をしていた妻を想うと流てくる『I was walkin' & sleepin'』。
学生時代の友人との思い出が蘇る『ブギー』。
カラオケで熱唱して皆を置いてけぼりにする『シトロエンの孤独』。

『ブライアンダウン』『フリーデビルジャム』『ベイビースターダスト』『シャンデリア』『ブラックタンバリン』『G.W.D』『VIBE ON!』『スロー』『ゲットアップルーシー』『アウトブルーズ』『デビルスキンディーバ』『スモーキンビリー』。。挙げるとキリがありませんが、気の小さい私はこれまでたくさんのチバの歌詞に助けてもらいました。そしてその楽曲はこれから永遠に続きます。ロックとは私のような「何ももたない人間を奮い立たせてくれるもの」。チバの曲はずっとです。

 

訃報を聞いてから仕事していても涙がボロボロ落ちてきます。
本当、櫻井敦司に次いで今年泣きました。

グレッチを買った。でもチバやベンジーにはなれない。
しゃがれた声になりたい。ウイスキーで何度うがいをしても、結局何も変わらない。
チバの格好を真似した。肩幅が異様に広い私には着こなせるワケもなく、友人に『喪服のプロレスラー』と笑われる。どうやってもなれない。なれるわけない。
私がよく知る長丘のユウスケもチバに憧れ、チバが乗っていた原付を買ってはいるが、おそらくすれ違った人には「古いスクーターに乗った中年」にしか見られていない。(本人にはとても言えない)

 

東京時代、たまたま取引先にチバと同学年の明治学院大学音楽サークル出身のT木さんという方がいました。そのT木さんに聞いていた当時のチバの裏話。ルックスはもとより、そのカリスマ性に学内でも目立つ存在だったそうで、私は質問につぐ質問をしたのはいうまでもありません。T木さんの自宅、ジラジラのVHSで当時対バンをしたアベ加入前のミッシェルの映像を拝ませてもらったこと。これだけでも東京に行ってよかったと思った瞬間でした。(ちなみにT木さんは全メンバー上半身裸の弱そうなパンクバンド笑)

 

 

「サボテンの毒バリで俺は死ぬのさ」
そう、チバは病気なんかにヤラれるわけない。今回たまたま毒バリにヤラれたんです。

ベンジーも向井もヤマジも百々もRYUICHI清春も坂本も岸田も、、、いやもうね、長渕も陽水さんも氷室も布袋も吉川も、って言ったらキリがありませんが、本当にできるだけたくさん生きて、たくさん動いている姿を見せてほしい。

亡くなって『伝説』なんて言うけど、そんなことより、ファンは「こんな年の取り方をしたい」と思いたいから。こんな先の見えない時代だからこそ特に思わせてください。

 

 

向こうでアベと久々に再会して、「あれ?チバ白髪増えたなぁ笑」「アベくんは何も変わってないねぇ笑」と一緒に酒を飲んでいることでしょう。最強のロックンロールジャンキーズ。


チバユウスケ、永遠なれ。

 

 

 

【 永遠の1本 】 
THEE LIVE(1997-2003年/1126 分(12枚組)/日本
BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN(2003年/123分/日本)
BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN ll(2013年/109分/日本)

訃報を知って色々な友だちが連絡をくれたのですが、中でもコピーライターN村の「俺の名前カタカナにしても全然字面カッコよくないですからね」に思わず納得。
『イエナガケイスケ』。うん、確かに。

チバ、本当にありがとう。あーイヤだ。

 

みんなで笑おう。

東京都台東区にございます株式会社トーヤーマンさまの企業ブランディングに伴い、コーポレートアイデンティティ制作を担当させていただきました。


トーヤーマンさまは東京都の北東部にあたる北千住と入谷を中心に居酒屋を展開。「飲食業ではなくサービス業として自分たちと関わるすべての人に笑顔をもたらしたい」という創業当時の思いから、瞬く間に北千住エリアで「暮ラシノ呑処 オオイリヤ」「酒呑倶楽部アタル」「タチアタル」「ジャンソーアタル」を開店。北千住エリアの小路に軒を並ぶ赤提灯的なお店とは異なる雰囲気で、食べる飲む以外にも楽しめるエンタメ性を凝らした「ネオ居酒屋」として若年層を中心とした男女から強い支持をされています。

私も東京時代、足立区の先輩から「家永が絶対好きな飲み屋街がある」ということで何度も連れて行かれた北千住。ディープな人間とお店とネオンにたじろぎながらも、なぜかホッと安心する場所でもありました。(そうさ、私は飲みに行くなら渋谷より浅草を選んでた男!)

 

コーポレートスローガンは「みんなで笑おう。」

自分だけでなく、お客さま、お取引先さま、ともに働く仲間を幸せにする。

 

それらパーパスやビジョン、そして新たに設定された7つのルールを元にトーヤーマンさまにしかないロゴマークの検証を開始。

トーヤーマンさまが大切にされているのは上記お客・お取引先・仲間の「三方良し」の以外にも、目配り・気配り・心配りといった「サービス業としての意識づけ」、そして「人間力人間性、カリスマは不要」といった考え。
これら3つの考えが密接に結びついているということ。

何か「ひとつに特化」ではなく、「全体のチーム力」で目的を達成する。
どれか一つでも欠けてはいけない、その想いが全て均等なバランスであるこそ、トーヤーマンさまのブランドが成り立っていることに着目。

また、正三角形には自然界でも多く見られ、形を維持するのに余分なエネルギーを使わずに済み、最も安定した力を発揮するカタチということ、「三種の神器、三位一体、三顧の礼」など奨励される数字、対立するもの同士を第3の存在が解決するという意味が備わります。

 

これらを軸に全てのエレメントを正三角形にて抽出し構築したトーヤーマンCI。
起点を表す「.」を加え、バランス調整し完成しました。

他数案のデザインも気に入ってくださり、決定まで非常に悩んでいただいたとお聞きしてこちらも嬉しかったです。

 

元々は以前制作した同じく飲食業態の株式会社ドラマティックさまのCIを気に入ってくださりご依頼がスタートしたとのことで、こうやって一つのお仕事が次のお仕事に繋がり、ご縁が広がっていく様を改めて実感いたしました。

「みんなで笑おう。」
新たな企業理念と共に、これからも様々なチャンレジをされるトーヤーマンさまをミカドヤも陰ながら応援していきます。

皆さま、北千住に行かれる際は是非お店を覗かれてください。

 

唐津直送、魚釣り隊。

天然物のイシガキダイ。

唐津の兄家族が釣り上げて間もない大物を持ってきてくれました。

こんな立派な高級魚、素人の私が手を出せるわけもなく甥っ子におろしてもらいました。婆ちゃん(私の母)直伝の手捌きはお見事で、あんなに小さかった甥が一人前に見えた瞬間です。

そうそう、あの頃の甥っ子もこんなんだった・・・↓。

それがあっという間に、お父さんになって魚も捌けるようになってねぇ、たいしたもんだよ。

 

我が子と言えば、目の前で繰り広げられる情景に気後れ気味。

急におじさん一人(兄)とお兄さん(甥)とが巨大魚と格闘しはじめたかと思うと、傍では生後二ヶ月の赤ちゃんもいて、今日はなにごとか?と言わんばかり。

 

現実を確かめるべく、息子は捌きたての魚をツンツン。

私は生まれたての子供をツンツン。

うん、どちらも新鮮。

 

久々に抱っこした赤ちゃんと、久々に食したイシガキダイ。

翌朝、息子が登園しながら「サカナのおにいちゃん、もうがっこういったかなぁ?」と

ポツリ。

 

ぎょぎょっ・・・

 

25歳の青年を小学生と思っていたのか。