ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

春日奴国、あんどん祭り。

毎朝流れるLOVE FMから週末イベント情報で「あんどん祭り」を知り、興味津々。

初めて夜の公園を散策する息子(5歳9ヶ月)もテンション↑↑↑。

古人の暮らしの光(行灯あんどん)を灯し、古人と故郷をしのぶお祭りだそう。

ライトアップされた噴水はダイナミック。年末の紅白歌合戦で誰かのステージにもってこいだねぇ、そんな話をしながら移り変わる風景を楽しみました。

 

噴水の前のステージではライブ演奏。

すーっと吹き抜ける夜風も気持ちよくて、ゆらめく灯が気分を鎮静。

大きな火は災害になりますが、時と場合によっては癒しの火。

 

息子は今年最後の(何度目だ)かき氷を頬張りながら夜の祭りを楽しみ、大きなお祭りの割には出店が少ないな、そっか、厳かなお祭りだから出店も控えめなんだろうねと、

行灯も満喫できたことだし、帰ろうと会場を後にしていますと・・・・

 

あった・・・↓。

 

巨大な飲食ブース。

下調べもせず急遽訪れると、こんなこともあるんです。せっかくだからと閉店間際に滑り込み、熱々のたこ焼きと焼きそばを購入。やっぱりお祭りのソース系はうまい。

来年はちゃんと早めに来場して、もっとたくさんお祭りを楽しもうねと約束。

灯火に照らされた息子の笑顔がなぜだか切なくて、いつまでも屈託のないその笑顔を見せてね・・・なんて、秋のおセンチモードに。

 

あなたの名前はね、自分や大切な人の足元をやさしく照らしてあげれるような
そんな柔らかい光のような大人になってほしいと思いを込めてつけたんだよ、と
大きくなったら話してやろうと思います。

 

太良をチャリぐる、のんびりサイクリングMAP。

太良町観光協会さまより、サイクルツーリズムのMAP制作をご依頼いただきました。
事業計画書を共有させていただき、自転車で観光するだけでなく地元の持続可能な取り組みにスポットを当て「太良町特有の農業や漁業資源の活用法もサイクリングを通して知ってもらいませんか?」と逆に企画提案し、即採用をいただきました。

誌面でも紹介しています『佐賀西部コロニー』さんは、サーキュラーエコノミーという言葉が浸透する前から循環型のリサイクル事業を運営されています。森林資源を活かし木工製品の製作と販売→キノコの菌床栽培→カブトムシ養殖→発酵肥料で野菜栽培。

このように地元では当たり前の取り組みに価値を見出し、MAP内で継続的に紹介していこうと計画中です。 

 

他にも太良町のシンボル的存在でもあり、修理・補修で後世に継承され22世紀に残す佐賀県遺産にも認定されている海中鳥居、使用済みの蛸壺や海苔網をリサイクルし販売しているたらふく館など、太良町ならではの取り組みをご紹介しております。

また、ミカドヤが制作担当させていただいた45年ぶりにリニューアルした観光看板も地域の皆さまに可愛がっていただいているとのことで、ご紹介していただいてます。(太良町の皆さま、可愛がっていただきありがとうございます泣)

 

ナビゲーターは『ちゃーりぃ』。転倒帽子と称したてんとう虫のヘルメットを頭に、太良町のリサイクル事業を調査中。夢はサーキュラータラノミー(循環型太良経済)を確立し、太良町から佐賀へ、佐賀から世界へ発信していくこと。

今後展開する印刷物には可能な限り再生紙を採用。
のんびりサイクリングしながら資源活用が根付く太良町をお楽しみください。

 

ベイサイドプレイス博多で、パラダイス。

初登場、ポートタワー。

東京タワーと同じ設計者だけあって、赤と白がノスタルジックな100mの背高のっぽさん。長いこと福岡に住んでいますが、登ったのは初めて。

無料で登れるだなんて知りませんでした。

ここまで高い場所に登ったことがない息子の反応はどうかなと?と心配していましたが

へっちゃらのご様子で、窓際ギリギリまで足を伸ばし大海原に大興奮。

ご主人は高いところが苦手なので、2〜3歩後ろにぬんと立ちすくんでいました。

こうやって物流が栄えてきたのかと、ちょっとした社会勉強な一日。

自分が住む街がこういう場所だよって、少しずつ教えていけれたらと思っています。

さぁ、これが今年最後のかき氷。食べ納めです。

 

開設60周年をむかえるポートタワー。

門司港や横浜の赤レンガ倉庫に負けないような、パラダイスな博多港になればいいなと思いました。

 

ねぎと、亀田さん。

今までの残暑が嘘のよう。

一気に秋めいた週末、久しぶりに家族みんなで公園へ出発。

スーッと吹き込む風がなんとも心地よく、愛犬のねぎもこの表情↓。

秋が一番大好きな季節で、年間の1/3が秋だったらいいなぁと、毎年思います。

人も動物も植物も、これからの気候変動にどう対応していけばいいのか、先が思いやられます。

 

そんな現実問題そっちのけで遊ぶ5歳児は、おかげさまで元気もりもり。

そんな様子を遠くから見守る13歳の高齢犬↓。



ねぎとボーッとゆるんでいると、ゴソゴソと忍び寄る物体を発見。

 

 

もしや、カシオペイア

四つん這い同士、互いが気になるようで・・・

ひとまず生体確認。うん、異常なし。

この子はギリシャリクガメで日光浴をさせていると、気の良い飼い主のお兄さんが教えてくれました。

名前は、カシオペイアではなく『亀田さん』。 推定30歳(雄)。好物はクローバー。

息子もねぎも穏やかな亀田さんに興味津々。また会えたらいいねとサヨナラしました。

さぁ、我らも帰ってお風呂に入ってご飯食べて、ゆっくりしようではないか。

あっという間に過ぎ去るであろう秋を、一日も余すことなく堪能したいと思います。

 

シャイな集大成。

とうとう息子の保育園最後の運動会。

 

さぁ、一同元気よく入場行進!

 

振り返ると2年前の初参加では、一人ボイコット状態だった息子。

あまりのシャイぶりに心配したこともありましたが、それも懐かしい思い出になるくらい成長してくれました。

 

 

そんな息子に私もイイところを見せようと保護者による玉入れ競争に参加。

競技ルール説明のなか、園長にバレないように大量の玉をポケットに詰めて準備していたところ、「家永さん、不正不正っ!!」と指摘され、「だって勝ちたいんだもん!泣」とダダをこねる私。
同チームの皆さんの失笑と妻からの刺すような視線・・・。(息子よ、お前さんとは逆に父さんは小学校の時から成長してないのだ泣)

 

そして年長さんたちによる恒例の組体操。

この日のために練習した成果を披露する姿。顔なじみのお友だち一人ひとりの一生懸命な表情に、隣のお父さんと「こりゃイカンすね...」と一緒にウルウルウル。。

 

退場の際には園児たち各々好きなポーズをみんなに披露。ハートマークを作る女の子、ヒーローポーズを決める男の子。

 

そして我が息子は、

「イエッサーーーーー!!!!」の雄叫び。

敬愛するドラゴンになってその場を後にしました。素晴らしい!お前のジャッキー愛がここまでだったとは・・・。たぶん若い先生は「???」だったことでしょう(笑)

 

 

あともう2、3回この姿見ていたかったなぁ。。

子供の成長があっという間すぎて言葉も出ません。。

 

先生方、準備にサポートに本当にありがとうございました。

こうやって私たちがかけがえのない時間を過ごせるのも先生たちの日々のお仕事があってこそ。心から感謝いたします。

そして残すところあと半年、どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後は仲良しのみんなと記念撮影。

で、なぜに今ごろシャイが出る!?↑

 

 

【 今日の1本 】 
・ヤングマスター 【エクストリームエディション】(1980年/100分/香港)
・ドラゴンロード 【エクストリームエディション】(1982年/95分/香港)
プロジェクトA 【エクストリームエディション】(1983年/105分/香港)
スパルタンX 【エクストリームエディション】1984108分/香港)
・プロテクター 【エクストリームエディション】(1985年97分アメリカ・香港)
・ポリスストーリー香港国際警察(1985年105分/香港)
・サンダーアーム(1986年98分
/香港)
・プロジェクトA2 【エクストリームエディション】(1987年105分/香港)
酔拳21994年101分/香港)

帰宅後、「きょうはどれをみようかな」と、ほぼ毎日ケースとにらめっこする息子。
(しかし・・・最初に観たのがエクストリームエディションだなんて、ふてえ野郎だっ!)

 

5歳児の、今。

今月で5歳8ヶ月。113㎝の19.4kg。

週末開催される保育園最後の運動会の練習を、マイ水筒持参で頑張っている模様。

人前で何かするのが苦手だったのも、彼なにりに少しずつ克服しているようで、お当番(朝の会の司会や給食のいただきます係)もできることからチャレンジして自信がついてきているようです。

 

「ほんとはできるんだけど、できないふりしてたんだ、おれ。」とのこと。

 

そして、ここ最近の記憶力の良さに驚きます。

アップル・バード・キャット・ドッグ・・・とアルファベットの順で絵柄を言い当て、
「Mはなんだ?」「マウンテン!」と、おちゃのこさいさい。

 

50〜60枚はもっているであろう仮面ライダーガッチャードカード。

どれも同じに見える裏面の絵柄だけで表面のキャラクターや数字を全て言い当てます。5歳児の柔らかい脳みそ。放っておくのはもったいない気もしますが、特にこれと言ってなにかやらせているわけでもなくのんびりしている我が家。も束の間、9月からは仮面ライダーカヴが始まっているようで、息子のガッチャード愛がいつまで続くのか戦々恐々です。

 

ジャッキー・おさるのジョージ・ガッチャード・折り紙・粘土。息子の推し活。
今更ながらルービックキューブにハマるご主人とわたし。

夕食後に各々が好きなことをしてゆるっと過ごす時間。とても好きな時間です。

 

佐賀、新銘菓。

佐賀県佐賀市にございます『いもあめ ごとう』さまよりブランディングのご依頼。
常連さんのクチコミでお客様も増え、これから本格的に「佐賀の銘菓」にすべく今一度ごとうのいもあめが世にやるべきことを抽出し、中長期的な指針を導き出します。


店舗視察で感じたのは老若男女あらゆる世代に愛されている商品ということ。決して分かりやすいとはいえない立地にも関わらず、ご年配はもちろん若い女性から子供まで次から次へとご来店。(どこかで芋飴=ご年配のイメージがあった私。。大変失礼いたしました汗)。とくに息子と変わらないほどの小さい兄妹が手を取り合い「いもあめくださいっ!」の声の可愛いこと可愛いこと。
それもそのはず、ごとうさんは一周年の際に近所の子どもたちが手作りの花束を持ってきてくれたくらい地元に溶け込み愛されているお店。この純粋な子どもたちの想い、お店の素朴さはリニューアル後も絶対に変えてはならないと、この時から決めておりました。

商品が担っているモノやコトを探るなかで、「家庭の平和が、世界の平和につながる。その父親の言葉がずっと残っているんです。」という印象的なお話をヒントに、現在に至った経緯や、これから切り開いていく未来を軸に組み立ててきました。

 

親しみのある大学芋のほっくり感を表現したロゴタイプ

名前は『モイモイ』。芋飴とペンギンをモチーフにしたマークです。佐賀市内で大学芋の需要があるのか?とずいぶん悩まれ、自分を信じてやってみようと決断されたお話を伺ったときフッとファーストペンギンを連想。これまで使用されていた自作のロゴも踏襲し、想いを継承させました。

 

 

後藤さんは常にお客さまにワクワクしてほしいという信念の持ち主。手土産などでお客さまが選んでいただきたいと、楽しい掛け紙を当初からご希望されていましたので幅広いデザインで制作。

注文に併せて様々な箱を用意されてますが、どの組み合わせでも掛け紙一枚で全て流用できるようデザイン。限られたご予算内で最大の効果を発揮させる、デザイナーの腕の見せどころだと思います。

 

視察で気になったのがショーケースに入った商品群。

全て同じラベルだったため、フレーバーを識別するには中の色味をよく見ないといけないこと、とくにプレーンと黄粉が見分けにくいことを踏まえ、商品ごとのアイコンラベルを提案。

これにより一目で中身が分かるようになり、お客さまもストレスなく識別できるようになりました。

 

「ごとうのいもあめは、こうありたいよね」をもとに綴ったステートメントと商品説明コピー。

常に前を向く後藤さんの想いを抽出しました。


包装紙、商品リーフレット、手提げ袋、名刺など全て新調。

ブランディング後、効果がかなり顕著に表れたようで以前に増して売り上げを伸ばしているという嬉しいご報告。この勢いに乗り、満を持して市内大通り沿いの好立地に2店舗を出店されます。これから私たちにできることでサポートしていきたいと思います。(後藤さん、スゴイ!)


実は後藤さんは宮城県気仙沼市のご出身。東日本大震災も経験され、ご家族・自宅はなんとか無事だったのですが、あの凄惨な光景を目の当たりにし人生観が大きく変わられたとのことです。

 

「とにかく世のため人のため。そして自分自身が楽しく生きていけるように。」

 

そんな根底にある想いが後藤さんの芋飴に溢れています。
カリッと、ホクっと。いもあめの想いが皆さまのお手元に届きますように。


Goto imoame.