ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

GROOVISIONS。

天神イムズで行われているデザイナー集団GROOVISIONS福岡初個展「GROOVISIONS FUK」。
3月の初日は多いだろうと日をずらしていたまま、なかなか行くことができず、今更ながらやっと観ることができました。
ちょうど会場内は誰ひとりおらず、ありがたくも一人貸し切り状態の中じっくりと観させていただきました。


初めて存在を知った1997年からずっとグルビのファンだ。
というか、「好きなデザインだなぁ」と調べてみたらグルビの作品だったということが多かった。

ポップな色づかいとシンプルなタイポグラフィ。肩の力の抜けた遊び心あるデザインは、オシャレなのにどこかユーモラス。
「chappie」シリーズはもちろん、リップスライムはじめ数々のミュージシャンのアートワーク、装幀、大企業からカフェまでの幅広いCI.VIデザイン、
また、福岡でなじみのあるといえば西日本シティ銀行のワンク。
今更ながら熱く語る話でもないが、数をあげればキリがない。


特にマドラ出版社「広告批評」は、廃刊になるまで数々のアートディレクターが携わったのだが、
歴代アートディレクションの中でもグルビのデザインが一番好きだ。
中ゴBBBとヘルベチカを使ったシンプルなデザインは、何年経っても色褪せることはないだろう。





息吹き込みには参加していませんでしたが、
15mのChappieはなかなかの迫力でした。