ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

け、け、健さん。

高倉健さんが6年ぶりに新作映画を発表。
降旗康男監督「あなたへ」。
なんだか、妻の遺骨と旅する男の物語だそうではないですか。
(既婚者男性にはタマラナイ内容ですな。)


降旗康男監督といえば、健さんとのタッグで数々の名作を発表されていますが、
(新網走番外地シリーズ、冬の華、駅 STATION、鉄道員ぽっぽやetc)
私がこのタッグでダントツに好きな作品、それは「夜叉」です。
とにかく顔ぶれが豪華豪華。
田中裕子、いしだあゆみ田中邦衛・・・そしてなんといってもビートたけし



映画「コミック雑誌なんかいらない!」のラストで見せた強烈な役も忘れられませんが、
一言、この頃のたけしは『狂気』です。
とくに「夜叉」での、
覚せい剤が切れ、包丁片手に田中裕子を執拗に追いかけ回すシーン。
・・・・いつ観てもドキドキしてしまいます。


また、とにかくこの頃の田中裕子が色っぽいのなんのって。(あの顔で役名が「螢子」なんて卑怯(笑))
当時小学生だった私は、
あの「岩下志麻」さんと肩を並べるくらい(2011.2.9日付ブログ「いわしたしま」参照)
虜になってしまった女優さんです。




舞台は日本海に面した港町。
その町に流れてきた田中裕子、小さな呑み屋「螢」を切り盛りしている。
「螢」はいつしか漁師たちのオアシスとなり、
過去をもつ男・高倉健もいつしかその魅力に惹かれていく・・・。
・・・そしてその夫の影を感じながらも、じっと耐える妻役のいしだあゆみ



かぁーっ、シブい。みんなシブすぎます。



前半の内容が激しいぶん、後半は少しだけ失速したような気もしないでもないのですが、
「夜叉」、大好きな一本です。










大好きだったサントリー オールドのCMシリーズ。
こんな顔で田中裕子に見つめられたら、男は誰でもダメになっちゃいます。
「恋は、遠い日の花火ではない。」 小野田さん、ステキすぎます。