お世話になった小笹の家、ご近所のみなさんに最後のご挨拶。
妻と二人、3年間の感謝を込めて床もピカピカに磨き上げました。
思い出といえば。
当初、ウチの犬は『ねぎ』という名前のせいか、ご近所に覚えてもらうのも結構早く、
「ねぎちゃん」「ねぎちゃん」と本当に皆さんに可愛がっていただいておりました。
が、ただ一人、斜め前のお爺ちゃんだけは
仏頂面で「おう」「おう」とねぎの名前は絶対に呼んでくださいません。
寡黙な九州男児、「ねぎちゃん」なんて呼べるか!
ということなんだろうと勝手に思っていましたが、
なんとまぁフタを開けてみたら、実はお爺ちゃんの娘さんの嫁ぎ先が「根木(ねぎ)さん」だった事件。
(・・・妻が「ねぎ!!」「も〜!ねぎ!ダメじゃない!」と怒る様子を、塀越しにどんな思いでお爺ちゃんは見ていたことでしょう。)
また、お隣に住む小学生の坊ちゃん。
あまりにもねぎのことが好きすぎて、
ご自宅の塀に黄色いスプレーでデカデカと「ね」「ぎ」と書いてお母様にこっぴどく叱られていた事件。
(ちなみに裏のイナバ物置には「そ」「う」「こ」と記されておりました(笑))
そして、とうとう最後まで「ごぼうちゃん」と呼んでいたおばあちゃん。
本当に良い思い出ばかりです。
何気に、
↑松
↑竹(笹)
↑梅
と縁起の良い植え方をされていた家主さま。
本当に素晴らしいお庭でした。
感謝を込めて、最後はお気に入りのお酒をちょこっとだけ土地の神様へ。
3年間、どうもありがとうございました。