今回、新しいお酒の商品開発に参加させていただき、
陶芸家さんと組んでボトルのデザインから担当することになりました。
蔵元さん、陶芸家さん、テレビ制作会社さん、クライアントの皆さまと
南森町にあります『寿し芳』さんで打ち合わせ。
カウンターのみの席で、大将の独創的なお寿司の数々が披露されます。
(写真撮っておけばよかった!)
大将のお寿司に舌鼓を打ちながら、開発段階のお酒を試飲。
聞けば大将、職人の世界では『常識』とでもいうべく、
老舗のお店や師匠の下について修行を積むというカタチではなく、独学で技術を習得し、二十歳という若さで独立。
22年間続く、その食に対する探求心とチャレンジ精神には感動を覚えます。
今回のお仕事は楽しさとプレッシャーが交錯しておりますが、
プロダクトの世界はいつかやってみたかったジャンルでしたので
こういったお話をいただいたこと、皆さまとの出会いに本当に感謝しています。
私たちも大将のように、ありきたりな陶器ボトルという概念にとらわれることなく、
コンセプトをしっかり見据え、新しい視点で制作できればと思います。
夫婦で二人三脚。なんだかんだとここまでやってまいりましたが、
今後もミカドヤが遭遇する『運』と『縁』には素直に乗っかりたいと思っております。