ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

グルリと囲む女子大生。

近くの公民館で行われていた献血に参加してきました。


小規模のせいか、告知不足なのか、朝の時間帯の参加者は私含め2人。
あの震災時、「血が足りない!」ということで日本全国から血液が集まり
イムズの献血センターに大行列ができていたのが懐かしくあります。
ですが、私は「世のため人のため」といった壮大な善意というより、
なんとなく身体の中を循環している古い血を抜いて
新しい血を作っているような感覚があるので、できるだけ献血には行くようにしています。
(注:医学的にはなんら証明はないようです。)


会場では某大学から医療関係を目指す学生さんが7〜8名、見学に来ておられました。
(もしや?)とは思っていましたが、予想通り私の周りをグルリと囲む女子大生たち。
メモ帳片手に、皆さん採血中の私の顔を、私の血を、看護師さんとの会話をメモされています。

その夢と希望に満ちた真剣なまなざしに囲まれる恥ずかしさなのか、
なんとも血を見られる恥ずかしさなのか、なんなのか、
早く終わって欲しいようなこのままでもう少しいたいような、不思議な感覚に陥った10分間でありました。
(たぶん私は「M」なのでしょう)


ということで「血を作らねば!肉を喰わねば!」と
打ち合わせ終了後、居酒屋にお付き合いいただいた
ディレクターG藤さま、コピーライターKさま、どうもありがとうございました。
(写真:「焼き鳥みのかさ」の和牛タンステーキ、和牛レバーステーキ、センマイ刺そしてKさんのモリモリ芋ロック。)