ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

15年目の奇跡。

結婚15年目にして、新しい家族が増えました。

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ついてるモンついた3,850gの目の細いヤツです。妻の体型でよく出てきたものです。
紆余曲折ありましたが、本当に15年間諦めず頑張った妻に「でかした!」という思いと、感謝しかありません。
ここに至るまで私たち夫婦には様々な出来事があり、ときに幸せそうな他人の姿や心ない言動に、
妬んだり、、憎んだり、、怒ったり、、、、、醜い感情を押し殺して2人で泣いた時もありました。


どうか、夫婦には子供もセットだなんて「当たり前」と思わないで欲しい。パートナーや結婚の有無に対してもそうです。「自分たちがそうだったから」という物差しだけで判断し、良かれと思ったことが知らぬ間に相手を深く傷つけている可能性があることを、言葉にする前に今一度考えて欲しい。
私は強く願います。
そして、生を受けるということは絶対的な「奇跡」だということ。それからの生い立ち、千差万別様々な環境あるかもしれませんが、その奇跡の連続の中で命落とすことなく無事に過ごし、人と人が出会う確率のことを考えたら、今私達の日常がどれだけ貴重なものなのかと思い知らされます。
本当は生きているだけで上等なんです。
義理、人情、気を遣えない人や思いやりのない人は、一度しかない人生を大きく損しています。

 


今まで家事などロクにやったことなかったのですが、昨年一年間、妻に色々とレクチャーしてもらいながら、家のこと全てやってみました。
そこでつくづく思ったのは、女性は大変だということ。
十数年、そつなくこなす妻に甘えて、私は何も分かっていなかったです。辛いときだけでなく、普段からどんな小さなことでもいいので一緒にやろうと思います。
何よりも出産のあの姿を見たら、男はどうあがいても女性に敵うわけありません(笑)
元々そういう作りになっているはずです。母にも頭が上がりません。
つわりが大変な時もさすったり水を用意するだけでなく、何気に喜ばれるのは毎日毎日ピッカピカにトイレを磨いてあげること。もし、今つわりの奥さまを気遣う旦那さんがいらっしゃったら実践されてみるのはいかがでしょうか? もしかしたら奥さまも少しは気分が紛れ、つわりと向き合えるかもしれません。

 

映画やドラマならこれでエンドロールなのかもですが、現実はここからがスタートです。
美しい話ばかりでなく、もう全てがイヤになってしまう日もあるかと思います。
ただ幸運なことに、周りには子育てに一段落した頼もしい諸先輩方が沢山いてくださいます。
上手に皆さんのアドバイスとお下がりを頂戴しながら(笑)、責任を全うしていこうと思います。

 

「よしやってみろ」「お前は素晴らしい」の二言だけでほぼ私を育ててくれた
父のような親になれたらなぁ、、、なんて思いつつ、
どうか皆さま、私たち新米夫婦に叱咤激励のほどどうぞよろしくお願いいたします。
(トンチンカンなことしてたら蹴ってください!)