『木の教会』
この教会の存在で、私はいっきにフィンランドが好きになりました。
『誰もがいつでも静寂を享受できるように』というコンセプトで作られており、館内では一言も発してはいけない。フィンランドの都心にある木造教会なのですが、建物探訪をしたいとい好奇心よりも、なぜ都心にそのような教会を作ったかという『考え方』に共鳴。
先月訪れた南蔵院での静寂。息子と遊んだ、人気スポットとは呼びがたい近場のステキな公園。人の気配がない施設は徐々に廃墟化し取り崩され、再建ではなく新設する風潮。てんでバラバラなシチュエーションで感じていたモヤモヤが、フィンランドの気質でもある『再生させる(サステイナブルティ)』の存在を知ったことで、うまく言えませんが・・・点と点がつながる感覚を覚えたのです。
レジ袋の有料化で、店内の無料ビニール袋を必要以上に持って帰る。
温暖化で暑くなった室内を冷やすために電気を使う。
この世には「なんだかなー」的なことが沢山あり、考えると頭がパンクしそうなので、まずは目に前にあることで、出来ることをやっていくしかないのでしょう。
食は勿論ですが、モノやコトも腹八分目が丁度良いのかもしれませんね。