妊娠中、メキシ子ことK島さんが参拝に行ってくださった安産祈願で有名な神社であります。
その年は偶然にも聖母宮御神像の25年に1度のご開帳があった貴重な年。安産を願うお手紙と一緒に同封してあった御朱印は、今も大切に母子手帳に保管しております。(K島さん、その節は本当にありがとうございました。お手紙、心に染みました。)
祈願が神様に届いたおかげで、無事に産まれ元気に成長中です・・・そんな近況報告にと、やっとこさ御礼参りに来ることができました。
境内を四方から包み込んでいるような樟の木。
ちらほら七五三の可愛らしい晴れ着姿も見られました。
日本色の朱色を見ると心が落ち着く。そんな方は私だけではないはずです。
二千年以上にわたって生命をつなぎ、今もなお青々とそびえる樟の老巨木は圧巻。
今日まで元気にこれたことへの御礼と、来年も家族や大切な人たちが無事に過ごせますように、二礼二拍手。
参拝を終え、小腹対策に『子安餅』をゲット↓。
偉大なる母親を尊敬の眼差しで見つめる息子。
ではなく、実は子安餅をもうひと口食べたいだけの図↑。
元気に無事に産まれますように。
長い長い不妊治療の末に息子を授かった私にとって、安産祈願までに至らない時期を何度も経験したからこそ感じる、切なる想い。
当時の自分に今の私はどんな言葉を掛けてあげられるのか、簡単には表現できそうにはありませんが、ただ今すぐ言えるのは・・・
息子よ。御神水(産湯の水)で、手、洗っちゃダメよ。
キレイになったところで、よっしゃ、もうひと踏ん張り。
祠を建てお祀りしてある『胞衣ヶ浦(えながうら)』まで行きますか。
前半の勢いはいずこへ・・・。階段半ばで疲れたと座り込む13㎏を抱えて、えっさほいさ=3
人生ってのは思うようにいかないな・・・と、嘆きたくなることも多々ありましたし、コレからだって盛り沢山なはず。。でも、そんなダメダメ体験記を話してやることで、将来、息子にとって勇気になるのであれば、そう悲観的にならなくてもいいのか、と。
登ったからこそ見える景色。
来年も一歩ずつ、だね。