ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

闘争心。

プロキックボクサー・ダルビッシュ黒木選手が10年以上お世話になっていたKINGEXCEEDから晴れて独立。個人でチームを立ち上げることとなりました。

当初しばらくはフリーで活動しようとしていたのですが、昨年出場したK-1のリングに今後も上がるにはチームに所属していることが必須条件ということで、いっそのこと自分でこしらえちゃえ!と、このタイミングとなったようです。

同じジムで汗を流している時から、選手兼インストラクターだった彼の教え方は非常にわかりやすく、ボクシングの技術、効果的な筋トレなど私も色々と教わることがありました。
飲みに行くたびに「ダル、お前が自分のジムを持ったら俺がロゴを作ったる!!」と夢物語のように語っていたことがまさか本当に現実になるとは...感慨深いお仕事でした。

プロ選手以外で事業として行っている『野菜のくろぎ』とのバランスをどうするかと聞いたところ、全く違うものにしたいという答えでした。
ビジネスでは「くろぎさん」、ファイターとしては「ダルビッシュ黒木」。
ならばと、彼の愛称『ダル』をそのままチーム名として提案しました。

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『ディーエーアール キックボクシング』。
中学時代から彼がずっと大事にしているラッキーカラーの赤と座右の銘「可能性は無限大」をからめ、彼の一本気な性格と右ストレートをそのまま打ち抜いたようなロゴタイプにしました。

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個人的に格闘技のロゴはそのTシャツが着たいか着たくないかが大事なポイントだと思ってます。
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昨年K-1で惜敗して以来、「闘争心が足りない」と彼は油山の土地を借り、開墾し、寒空の中、独り人間の奥底に備わっている「野性」を取り戻そうと日々鍛錬しております。
その話を聞いた瞬間、「95年、ノートンに負けて山篭もりした武藤やないかい!」と突っ込んだら「何言ってんだお前」という顔をしている彼なのでした。(ワオ!ジェネレーションギャップ!泣)

 

野性を取り戻したその結果、
先日2月13日にアクロス福岡にて開催されたKPKBスーパーライト級タイトルマッチにて見事勝利。

 

ミカドヤはこれからもDARと黒木選手を応援していきます。