待ちに待った息子の運動会。
コロナ禍により昨年は中止となりましたので、今年が初の開催。
行く道中、「頼むから調子にだけは乗らないでね」と妻に20回程念押しされ、いざ会場へ(乗るか!)
先生たちの手作りのオブジェをくぐり、息子も緊張気味。。
そして手拍子に合わせて入場、そのまま全児童による歌の発表。
息子の立ち位置は一番前のド真ん中!という絶好のポジション(さすが、持ってる!!)
・・・と思ったのもつかの間、一番前のド真ん中の園児がただ一人、ふて腐れて歌わないどころか、立とうともしません(泣)
もはや帰ろうともしません。完全ひとり運動会です(泣)
息子はなかなかの人見知りでございまして、慣れるまで時間がかかります。
ましてや行ったこともない小学校の体育館で、初めて囲まれる大人たちとカメラに圧倒され、例のやつがフルに発動されておりました(笑)
とある日、私と妻に向かって「二人は社交的なのにね〜どうしてだろうね〜」と言ってきた人がいらっしゃいます。
「・・・そうですねぇ〜」と私は軽くいなしておりましたが、妻曰く
完全に竹中直人になっていたらしいです。
いいんです、いいんです。
恐がりだろうが、気が小さかろうが、恥ずかしがり屋だろうが、それも個性。
絶対に皆と同じことやらなければいけない、なんてないんです。
それよりも、この一瞬一瞬をちゃんと目に焼き付けておかなければ。。
そんなことを考えながら、親子参加の障害物競走。
僕ら親子は見事にダントツ最下位(とりあえずメダル噛んどけ噛んどけ笑)
中盤からやっと環境にも慣れ、迎えた最後の大レース、全児童によるリレー競走。
私たちと目が合うと、グッと引き締める顔に成長を感じます。
・・・が、気合いを入れすぎてコース外を大まわり(泣)
いいんです、いいんです。
人と同じコースなんて走らなくていいんです。
「迷わず行けよ、行けば分かるさ」です。
何があろうと、彼は私にとって最高の金メダル男でございます。
息子よ、さぁラーメン喰って帰るぞい!!
【 今日の1本 】
燃えよドラゴン(1973年/100分/香港・アメリカ)
昭和の小学生が皆通ったヌンチャク作りを令和の子供に伝授していきたいと思います。