ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

ずずずいっと、16周年。

先日こんなことがありました。



とある企業さまで、ロゴマークのプレゼンテーションをさせて頂きました。社長含め執行役員の皆さまは常に分刻みで動かれているため、与えられている時間では100%の提案ができにくい状況。でもプレスリリース日は決まっているため、もうこの日で最終決定したい。。
広報部の皆さまのお力添えもありなんとか時間内にお伝えしようと努めたものの、やはり伝えきれません。(むむっ参ったな・・・別日でご説明する方向で話しようかなぁ。。)と天を見上げたとき「デザインに込められている想いをしっかりお聞きしましょうよ」とグループ長の声が。
そのような経緯で、改めてしっかりと時間をいただきプレゼンをおこなうことになりました。
 
再プレに伺うと、あの時のベテラン社員さんがいらっしゃったので「先日はありがとうございました」とお礼を述べますと「実は、亡くなった父親がデザイナーだったんです」と。
 
幼い頃から、お父さまの仕事を傍で見ていたそうで、ロゴマークやデザインが身近だったそう。沢山の想いを込めてデザインされていたお父さまの姿を覚えていると、笑いながらお話いただきました。

12月をもって、ミカドヤは16周年を迎えました。

今の私たちが、未来の何かに少しでもひっかかれば嬉しい。残れば、なお嬉しい。

 

いつもこのブログを通して見守ってくださっている、画面の前のあなた様のような方々に支えられながらやってこれたことを肝に銘じ、17年目もミカドヤらしく頑張ってまいります。

 


「このロゴ、親父とお袋がデザインしたんですよ」
成人した息子が誰かに伝えている姿を思い浮かべつつ。