何度も経験してきた春。
来年も再来年も・・・この先ずっと迎えたい、色々な春の色。
「10年後、どうなりたい?」
ご主人の突然の問いかけに「そうね、10年って意外にあっという間よね。」と返しますと「じゃぁ、20年後は?」重ねられた問いかけに「・・・そぉねぇ。」
今の家は息子に譲り、近くの団地に移り住んで隠居生活。とは言え、年金だけでは心もとないので、なにかしらの制作をしながら、小さくてもいいからお金を稼げたらいいな。孫の登園や犬の散歩を定期的に手伝って、息子夫婦をサポート。クルーズ船で世界一周的な発想はありません。この街でコンパクトに生きていけるだけで満ち足ります。
そんな会話をしながら「なりたい20年後のために、これから先の10年が勝負なんじゃないか?」と二人で結論づきました。
団地住まいのプライベートもそうですが、仕事だって同じ事が言えますね。
歳をとった分できないこともあるでしょうが、重ねた分できることもあるはず。
方々を出歩く性分ではないので、だったら『モモ』のようなお婆ちゃんになって皆が寄ってきてくれるような人間になれるよう、これからの10年は琢磨の時間に。
カメと一緒に散歩をする20年後のためにも、足腰も鍛えておくことにします。
今週も皆さまどうぞよろしくお願いいたします。