「ねえねえ、ジャッキーならどうするの?」
「ジャッキーはこうしてたかな?」
英才教育がだいぶ効いてきたようで、毎度息子が口にする言葉。
「そうだねぇ、ジャッキーならこうしてるよ」
「ジャッキーなら飛び越えてるさ」
と答えてみるも、よくよく考えたら私自身ジャッキーの全てを知らないことに気づきました。
(息子に映画イメージだけのテキトーな返しをしてはいけない!)
ということで、緒形拳、菅原文太、マイクタイソン、辰吉丈一郎、豊田利晃監督、和嶋慎治(人間椅子)に継いで、とうとうジャッキーの自伝が本棚に仲間入り。
小学生の頃から疑問に思っていたあのシーンの裏話はもちろん、彼がいかに完璧主義で喧嘩っ早く僻みっぽく女性大好きでとんでもない苦労と努力、そして強力な「運」を兼ね備えていたかがよくわかります。私のほうが勉強になっています。
等身大のジャッキーを通して息子に言えるとするならば
「完璧な奴はいない!」「天狗になってたら痛い目にあう!」
そして、
「人間はそう簡単に死なない!」
ということ。だから思いっきり無茶やってみなさい。
(あと、ジャッキーは毎日ちゃんと歯を磨いたって言ってたぞ!笑)
「いってきます〜! きょうも、はやくむかえにこないでよ!」
一秒でも長く友だちと遊んでいたい彼の背中を見送り、また今日もジャッキーごっこにて足に青タンをつけて帰ってくるのであります。それでよかよか。
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ちなみに、
「これあげるよ」とくれた、園で作った彼の作品。本の栞として使っています。
まるで地獄のような栞です。男の子爆発です(夢に出てくるわ泣)
【 今日の1本 】
ヒート(1995年/171分/アメリカ)
映画史に残る10分超えの銃撃戦。
ジャッキーごっこに飽きたら次はこれをやりなさい。