息子が通う小学校で、給食参観がありました。この日のメニューは、栗の炊き込みご飯・鶏団子のお吸い物・ツナと野菜の和物。

おかわりするご主人を横目に、実はわたし、給食を食べるが初めてなのです。(牛乳はストローがないんですね)
生まれ育った町では、小中学校とお弁当持参。汁気があるものならば、弁当箱の中で反乱を起こし、教科書やノートが浸水。教室に着くや否やテンションガタ落ち↓。
ある日、息子が「食べきれなかったから、パンもって帰ってきた。」と未開封のコッペパンを見せてくれ、「母は給食がなかったから、ちょっとだけそのコッペパンをちょうだい」とおねだりしたところ、この世に給食を知らぬ人間がいるのか!と言わんばかりに、食べな食べなと施してくれました。
ほほ〜う、これが幻の給食のパンか・・・と、味わう姿が哀れに見えたのか、「今日もパン、持って帰ってきたよ!」と息子。
いやいや、もう大丈夫!お腹減るから食べてきな!と伝えるも、ことあるごとに「今日はいちごジャムのパンだった。持って帰ってきたかったんだけど、食べたよ・・・」
息子→ハイジ
わたし→ペーターのお婆さん
優しきハイジ化した我が息子。

給食とハイジ、ハイジとパン。ええ話や。
ピンとこない方は『ハイジの白いパンエピソード』で検索を。