ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

ジョーズ

転勤先の静岡で頑張っている、親友Rからの「年末はどの日が空いとるない?」メール。
そういえばRとはここ一、二年会ってないなぁ。


唐突ですが、私は人並みに犬や猫などの動物も好きなのですが、
「どの動物が一番好き?」と人に尋ねられると、迷わず
ホオジロザメ」と答えます。


保育園児の頃、金曜ロードショージョーズ」を観たのをきっかけに
身も心もサメに奪われた私。
あの美しい、広い海の中にあんなトンデモナイものがいるなんて・・・。
しかも逃げよう逃げようとあがいても、地上と違い、所詮人間はどうすることもできません。
・・・考えただけでゾクゾクしました。
デーデン。デーデン。デーデンデーデンデーデンデーデン・・・
感情の無い目。血糊のついた問答無用の歯。
リアルすぎるゴム製ホオジロザメフィギュアを片手に、
園内の女の子達を追いかけ回す日々。


ジョーズはその後シリーズ化され、監督が変わる度に、ヒドい映画になっていきました。
「飛び出す3D映画!」を謳う前に、特撮の技術を磨いて欲しかった【3】。
【1】【2】で計2匹のサメ退治した主人公は他界、今度はその未人達を
殺された2匹のサメ仲間(?)が執拗に追うという、よく設定がわからない【4】。

やはり「ジョーズ」はスピルバーグの【1】だけで十分です。




天神LOFTがジークス天神だった頃の、フィギュア専門店「トムソーヤ」。
僕はそこにある「ジョーズ」のフィギュアが欲しくて欲しくてたまりませんでした。
でも、当時の僕には経済的に万単位のそれは買えません。
天神に寄るたびにショーケースごしに眺め、
園児の頃のゴム製フィギュアを思い出しては、ため息をもらしていました。


そんな僕が東京に向かう何日か前。
冒頭で出てきたRが「大事にしろよ」と渡した包み紙。
開けたらそこには あのジョーズフィギュア。
R。できすぎやろ! そして、本当にありがとう。




30周年記念DVDには未公開シーンやNG集はもちろん、サメの生態まで紹介してくれます。



ゾクゾクします。







アオザメですが、ディープブルーも大好きです。