好きな芸能人:「いわしたしま」。
小学校の文集に書いていた言葉だ。
クラスの連中は皆、アイドルとかの名前を書いていただけあって、
「オバさんじゃないか(笑)」とバカにされたものです。
「鬼龍院花子の生涯」を小学生の時観て以来、岩下志麻のずっとファンだ。
岩下志麻といえば「極妻」が代表作だと言う人もいますが、
先程挙げた「鬼龍院花子」はもちろん、他にも
「秋刀魚の味」「鬼畜」「この子の七つのお祝いに」
「北の螢」「疑惑」・・・など、名演技と言われる作品は数を挙げればキリがない。
特に「鬼畜」でのあの鬼母役。
いつ観てもゾッとする。
虐待が深刻な社会問題になっている今、絶対テレビで放送されることはないだろうな。。
岩下さん自身は本当におっとりとした、どちらかと言うと天然な方なのに、
映画のイメージが先行して「恐い」と思われていたのは少し可愛そうな気もする。
「女優冥利に尽きる」と言うのかもしれないが。
・・・でも、中には思われるだけのことをしていたエピソードもある。
本人曰く、役への集中力を普段から持続させておかないといけない方らしく、
撮影中はとにかく大変らしい。
例えば「鬼畜」の頃はプライベートでも子供を見るとイライラして、
新幹線で移動中、走って騒いでいる子供達を列車のつなぎに引きずり込み、
「線路に叩き落とすぞ!」と一喝したとか。
また、極度の近眼らしく、知人宅の広大なお庭を拝見している時、
割烹着で草むしりをしているお手伝いさんを見ながら
「大きな犬ですねぇ」と言って知人にムッとされたとか。
でも逆に、
出された黄色いおしぼりをバナナと思って剥こうとしたとか、
チャーミングな一面もお持ちの方なのに・・・。
うん。やっぱり役がハマりすぎてるな(笑)
僕はこれからもチャーミングな岩下さんをずっと応援していきます。