ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

おっしょさん。

突然、親友Yから『JSAF海の絵画コンテスト2010』を検索するよう朝からメール着信。


500点もの応募の中で、なんとグランプリに長男の絵が選ばれているではないか!
親父をよく知っているだけに、奥さんには芸術系DNAが備わっていたのだろう(笑)


いや〜。茜色に映える雲や空が神々しい。メインのヨットの赤黄もとても明るくて、思わず視線が行く。
鳥の中には魚影に向かっているものもいる。いい着眼点だなぁ。。
子供の絵は白い紙に邪気や計算がない分、元気で大胆で、思わずこちらまでニコやかにさせてもらえる。



自身も書道家の一面を持たれていた、故・緒形拳さんのエッセイ集「恋慕渇仰」の
「おっしょさん」というタイトルを思い出した。
『------良寛熊谷守一の字といろいろ観てきたが、それにもまして心に入り込んでくるのはこどもの字だ。
たとえば、こどもが落書きした「一二三」という字が、良寛の書の「一二三」に非常に近い。
すると自分の先生はこどもなのかな、という気がしてくる。
おっしょさんというのはそんなに目の位置を高くして見なくても、わりとそのへんに転がっていると思う。』




橘平、おめでとう!
5月に来福したときには、福岡の美味しいモンいっぱい食べるぞ!
これからも好きなことを好きなだけ楽しんでね!
ヤンチャだった親父を超えてください(ケーサツ行きはダメよ)。


私も見習わせていただきます。




ちなみに緒形さんは電信柱に貼ってある
小学生の描いた運動会のポスターを盗んでしまうこともあったという。