お打ち合わせにて大分県日田市にやってまいりました。
築130年以上の大屋敷を受け継いだ旅館。
自然豊かな館内に入りますと、明治〜大正浪漫の香りに包まれます。
(ご主人の理想の家は『犬神家の一族』なので、終始わーわー騒いでおりました)
私たちがご案内いただきましたのは、蔵を改装した離れのお部屋。
今どこにいるのか忘れてしまいそうな、目の前を流れる高瀬川のせせらぎ。
私、恥ずかしながら40年以上生きてきまして、
内湯と露天風呂がついたお部屋に泊まるのは人生初でございます。(温泉の成分が月日を重ね固まり波を打った床には仰天。)
しかしながら・・・・
どこを撮っても絵になる旅館です。骨董好きな私たちにはたまりません。
「まず当館の全てを知ってもらいたい」と、支配人に様々なお部屋を案内していただきながら、聞けば、全ての部屋は「建具ありき」で設計したそう。
建具がお部屋の雰囲気に合わない場合は、イチからお部屋を全て作り直すという・・・こだわりが凄いのなんのって、これまた仰天であります。
お言葉に甘えて、息子同伴。
この方の記念すべき湯船デビュー第一号が源泉掛け流しとは、悔しいやら羨ましいやら。。
お宿の良いところは引き出し、気になった点は解決すべく、
いざお仕事、頑張りたいと思います。