ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

デザインにできること。

熊本に、とある温泉旅館があります。

その老舗旅館は業務拡大をする度に敷地内に
一棟、また一棟と建て増しをしていかれたそうです。
結果、気がつけばちょっとした迷路のような旅館になってしまい、
お客様が自分の部屋まで戻れなかったり、目的地へ行けなかったり、と
旅館側も「どうしたらいいものか」ほとほと困っているとのことでした。


そこで、フロアガイド見直しのご依頼。
オリエンの結果、旅館で使われていた現状のフロアガイドには
問題がいくつか眠っているようです。




全てを一度バラバラにし、整理整頓。
必要なものだけを削ぎ落とし〜または追加しながら、再構築する。
最終的に子供からお年寄り、外国人まで
言語関係なく誰が見ても理解できるもの。
今回のお題は「ユニバーサルデザイン」です。


そのためにも、一生使っていただけるデザインにするべく
私自身もっと磨かなければいけません。




「全てのデザインやアイデアは、目的を達成するための一つの手段。」と、大貫卓也さん。


これからも私にできる手段で、少しでも社会のお役に立てるよう頑張っていきます。
そして、他にも何か良い手段は無いか、模索してみます。




しかし、今日の夕日のキレイなこと、キレイなこと。