片岡千恵蔵と嵐寛寿郎のツーショットというなんとも贅沢な時間をよそに、この子は熟睡中。
冷酷残酷極まりない藩主を許しちゃおけねえ、と、決死の覚悟で御上に挑む十三人の侍たち。
いつの時代でも・・・・まぁやめときます。
『十三人の刺客』。 私がとても大切にしている映画でございます。
息子にも片岡千恵蔵ような圧倒的カリスマ性をもつ男になってもらいたいものです。。爆睡中。。
実は本家よりも私は三池リメイク版のほうが好きで、何十回観たかわかりません。
この手の勧善懲悪ものは、悪役がいかにこちらに不快感を与えてくれるかが鍵を握ると思うのですが、本家の松平斉韶は感情を露わにするのに対し、こちらの稲垣吾郎の不気味さたるや。。
(豪華版BOXの贅沢な印刷加工が素晴らしい)
本当に面白い映画は冒頭からすぐ「あ〜!この映画終わらないでくれ〜!」と心底願ってしまうのですが、この作品もその中の一つです。三池監督のキャリアの中でもエンターテイメント活劇としても最高傑作の一本だと私は思ってます。(もう一つは『オーディション』!)
PG-12なので12年後に息子と観ようと思うのですが、おそらく夜トイレ行けなくなるかもなぁ。。