ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

嵐を呼ぶ男。

「オ・イ・ラぁわぁドぉラマぁ〜」「ヤぁクぅザなドぉるラマぁあ〜〜〜」

肩で風切り闊歩するはこのお方。

私の父(ジイジともいう)がレクチャーした『嵐を呼ぶ男』をマスターした息子は、今朝も巻き舌で歌いながら保育園に向かいます。またややこしい歌を孫にまで伝授しよって....。

「このヤロー!」「かかってこい!」「あれあれノビちゃったぁ〜!」と曲中のセリフまで暗記した息子。その姿を見て手を叩いて喜ぶ爺さん。(おい!)

私が小さい頃は『無法松の一生』を覚えさせられ、度胸千両を熱唱しながら保育園まで通いました。ええ、今も昔も家永家の男たちへのジジイの教育は何ら変わりません。

散歩しているお婆ちゃんたちに「ボクは古い歌知ってるねぇ笑」と感心されたり、すれ違い際に「えっ?」と二度見されたり・・・なんだかんだこの曲が地域のコミュニケーションに一役買っているのは間違いなさそうです。

ジイさんと、「次は『錆びたナイフ』やな!」「うん!」と電話しているところを見ると息子もまんざらでは無さそうで。。(まぁ、要は家永家の調子乗りの気質はそのまま受け継いでいるということで泣)

世の中を広い視野で見る人間になってくれたまえ。 よっ、城南区裕次郎!!

 

 

【 今日の1本 】 
お早よう(1959年94分/日本)

小津さんの映画のような人生を送れたらこれいかに幸せなことか。