ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

小雨と、蚤の市。

小雨模様の日曜日。

家族会議の結果、箱崎宮の蚤の市へ出かけることになりました。

 

思いのほか賑わっており、小雨にも負けず骨董好きが大集合。

雨が降ろうとも槍が降ろうとも、古き良きものはやっぱり楽しい。

願わくばあれもこれも欲しいのですが、物欲に負けてはなりません。

連れて帰ったとて、活かしてやれなければ可哀想。

飾りじゃないよの、雑貨は、はっは〜。

 

小皿を買うか買わぬか迷っている母の側で、我が息子も物色中。

狙うは、やっぱりトミカ

この後に行ったショッピングモールでも、トミカ

 

新しいものには無い風格や、職人の手仕事。蚤の市を訪れると、時代によて消え去りつつある大切なものが一時停止しているように見えます。

もっともっと、サーキュラーエコノミーの花が咲きますように。

 

まっくろくろすけの木。

卒業、卒園シーズン到来。
「あと何回この道を一緒に通うのだろう」とふと見上げると、かわいいトゲトゲ。

まっくろくろすけの木」と息子(5歳)が指差すこの落葉高木は『もみじばふう』と言うそうで、フウ科フウ属の北米原産だそうな。

息子の手のひらよりも大きな葉を持ち、紅葉時には赤から緑のグラデーションが美しいこの街路樹が息子も私も好きで、舞い落ちた枯葉を保育園の友だちに見せるのだと何枚か拾ったこともある。

中学を卒業するまで何度も通るこの道を歩かなくなり、見上げることもなくなる日がいつか訪れる。

街路樹はそのことを知っているから、遠い未来、わたしの話し相手になってくれるに違いない。

 

ニュータウン、リビングに現る。

ほぉ、ここが区画整理事業で形成されたニュータウンか。

 

はっΣ・・・!

現れたな、怪獣どもめっ!

車両含め、所定の位置にて待機!!

 

ヨクモ、オラタチノヤマヲキリクズシタナ。。オノレェ〜〜。

 

どし〜〜〜ん、がちゃ〜〜〜ぁん!!!!!!!(怪獣のボス現る!)

 

 

(꒪ꇴ꒪|||)  つえぇ〜。

 

・・・。

 

今日はこのあたりで、また出直すとするか。

退散!


今週も皆さま、所定の位置にてどうぞよろしくお願いいたします!

 

中央区にある、肉割烹。

福岡の隠れ家的な、高砂に出没。

ご縁があって伺ったのは、肉割烹『膾炙』さん。

 

 

膾炙?

 

答えは「かいしゃ」。

落ち着いた店内に足を踏み入れると、圧倒的存在感の主と目が合いました。水墨画の彼に見守られながら、肉割烹のランチがスタート。

 

膾炙さんは和牛を中心としたメニューを展開されていて「おいしい牛肉が食べたいならここ」という名店です。

まずは、表情豊かな前菜。迷い箸はダメだとわかっていても、どれから食べようか迷ってしまいました。

こだわりの牛肉料理は部位に寄り添った調理法で、食べ方はもちろん味の違いも楽しめて、食べれば食べるほど食欲が刺激されます。

 

旬の野菜たちも負けてはいません。色鮮やかな、そら豆の茶碗蒸し↓。

お肉の引き立て役ではなく、野菜だけでもメインになるほどの美味しさには驚きました。

鉄板焼きでもなく、焼肉でもない。

・・・なるほど、肉割烹。

そういうことかと、納得。

久しぶりに夫婦で食事と時間を堪能した、平日の昼下がり。

気さくなオーナーシェフの細やかな気配りも素晴らしい、肉割烹 膾炙さんでした。

 

■肉割烹 膾炙
住所:福岡市中央区高砂1丁目5-2-2F
TEL:092-526-2377
営業時間:17:30~22:30(OS/22:00)
【ランチタイム】11:30~13:30(火~土)
定休日:毎週日曜日

 

ウルトラ組体操。

5歳の誕生日に買ってあげたシン・ウルトラマン

息子よ、シン・ウルトラマンを欲しがるとは、なかなかイイセンスしてるじゃないか。

どさくさにまぎれて私も飛行Verを購入。

息子は2体とも自分のものと思い込んでおり、お互い「返して!」「ヤダ!」の応戦です。

 

そんな姿を微笑ましく見守る、最近髪をバッサリ切った妻。

息子から『ダダ』と呼ばれています。

 

 

保育園への姿を見送り、ふと見ると、

ウルトラマンたちがこんなことになっていました。

目を離すといろいろポーズを変えられているウルトラマンたち。

 

あるときは、

このように飾られていたこともありました。サボテンです。この時は笑ってしまいました。

 

子どもの想像力は無限です。

これからもいろいろと触ると思うけど、

円谷さん、許してちょ。

 

 

【 今日の1本 】 
遊星からの物体X(1982年109分/アメリカ)※PG-12

彼がこれからどんな変化(へんげ)を見せるか、楽しみです。

しかし、この作品を小学生の時に観たときの衝撃たるや。。。
今じゃPG-12になっているんですね。(昭和はユルかったなぁ。。)

 

感謝の一品を。

福岡で70年以上の歴史をもつ株式会社三好不動産が立ち上げられた初のエージェント会社『三好エージェントトラスト(MAT)』さまノベルティの企画・デザインのご依頼。
堂脇社長がおっしゃっていた「単一的に配布するのではなく、 日頃お世話になっているオーナーさまのパーソナルに合わせた選りすぐりの品を差し上げたい 」というお言葉から、単なるノベルティではなくもっと広義的な提案に方向変換

 

MATからの珠玉の逸品、それらを『一品(HITOSHINA)』と命名。お客さまのニーズに合わせ姿カタチを変えていく様をMATのロゴマークを解体〜再構築で表しました。

日頃お世話になっている大切なお客さまへ向けた、MATの想いを象徴するオリジナルブランド『HITOSHINA』の完成。

今後、『HITOSHINA SERIES』として展開される予定です。

 

HITOSHINA第一弾は、代表者だけでなく、社員・スタッフさまにも喜んでいただけるものとして、オリジナルのチロルチョコを提案。

女性スタッフの方々に好評とのことで、MATさまにも非常に喜んでいただきました。

 

第二弾はオーナーさまにお贈りするゴルフボールセット。

ネット印刷でもオリジナルで製作することは可能ですが、ボールの品質にこだわりたいとのことで、天神西通りにて40年以上店舗を構えられている『つるやゴルフ』さんに商品セレクトなどご依頼。

互いに地場で老舗となっている同志とのコラボレーション。さすが三好さんです。

ニーズに合わせ、間仕切りを替えるだけでチロルチョコBOXやペンケースにも汎用できるよう設計しました。

『70年やってこれたのは自分たちだけでなく、周りの皆さまのおかげ。』

三好不動産さまのそのスタンスを随所で垣間見ることができ、私どもも非常に刺激になるお仕事でございました。(まだまだミカドヤ17年目。)

 

日曜日の過ごし方。

我が家の休日は、愛犬ねぎの朝の散歩も兼ね公園に行くことが多く、なんだかんだ平日と同じ時間軸で動きます。

パターン的にはご主人が息子(5歳)とねぎを連れ出してもらい、その間に家の掃除をしてから公園で合流。

息子が産まれてからは公園に価値をより感じていて、わたしがとんでもない資産家だったら公園事業をやりたいぐらいです。

 

壮大な夢を胸に、ひとまずラジオ体操を。

家の中でやるよりも気持ちが良く、溜まった電磁波が放電できているような、そんな感覚を味わえます。

青空を仰ぎながら、母はかちこちの身体をほぐす。

 

息子は、ブリッジになる。

 

その後、結界を張り・・・

 

大地に委ねる。

 

愛犬も委ねる。

背で感じるもよし、腹で感じるもよし。
各々が過ごしたいように過ごす、これが公園の極意なり。

とはいえ公共の広場ですから、それなりに秩序は守りましょうね。

 

「ねえねえ、はーとのいしがあったよ。」


どこにでも転がっている石でも形がハートだとなんだか特別に思えるように、いつもの日曜日でもちょっとしたことで幸福を察知できるセンサーを備えていたい。

お昼ご飯を食べ、昼寝をし、夕方のねぎ散歩を終えたら夕ご飯。砂だらけのズボンを手洗いして暮れていく日曜日。そんな日曜日が好きだったります。