先週末から行われていた超プレミアムなイベントも結局お仕事で一つも行けず、悶々とした日が過ぎておりましたが、平日の昼間気を取り直して、
『EXHIBITION / TOSHIAKI TOYODA“MOVIE STILLS FROM TOSHIAKI TOYODA FILMS 1998 – 2018”』にやっとこさ行ってまいりました。
伝説の映画『ポルノスター』『青い春』など、問答無用に格好いい構図と音に衝撃を受けて早20年。
初期作品が特に好きなのですが、実は豊田さんを知ったのは監督デビュー前、94年発行のEsquire。
吉本芸人特集号の中で、豊田さん書き下ろしによる当時ギラギラした若手への毒気と愛情たっぷりのレポートがたまらなく好きでした。特にこの時のジュニアとの会話から、すでにデビュー作『ポルノスター』のキャスティングは頭の中にあったんじゃないかな、と個人的に思っています。
平日のお昼時というのもあって、店内貸し切り状態。誰に気兼ねすることなく穴が空くほど巡回しておりますと、私の後に入ってきたひとりの男性、、、、、、ん?なんだか見覚えが、、、、、、、。なんと、、、福岡を発つ前に豊田監督がフラッと挨拶に立ち寄られたのです!!(ウソやろ!)
「わっ、わっ、わっ、、、豊田さん、、、、ファンです。握手、、、、、してください。」
「はい、もちろん笑」
「わっ、わっ、わっ、、、豊田さん、、、、の映画で育ちました、、、写真とかって、、、もし」
「はい、もちろん笑、んじゃコッチで撮ろうよ」
パシャリ!(わーーーい!!!)
Esquireの話をしたら、「おおっ?君、若いのにアレを知っているのかい?オレもあの号は今でも大事に持っているよ〜」とニンマリ。
作品のトンガリ具合からは想像できないほど気さくな方で、
「あの街のシーンはどうやって撮ったんですか?」「ゲリラでさ、今は怒られるんだよね〜」
「いつか豊田利晃ブルーレイボックスを出してくださいっ!」「ポニーキャニオンに言ってくれ笑」
と、このかなりウザいファンに対しても笑顔で応えてくださいました。(興奮による質問責めでホンキで迷惑だったかなぁと帰りながら自己嫌悪に陥りました)
とにかく、イベントには行けませんでしたが、それを凌ぐほどの喜びで、
人生捨てたモンじゃないな、と思うのでした。(当時『ポルノスター』観たやつは皆ナイフ買いに行ったなぁ〜)
また来年福岡でイベントされると言われてましたので、それを楽しみに待つばかりです。
『EXHIBITION / TOSHIAKI TOYODA“MOVIE STILLS FROM TOSHIAKI TOYODA FILMS 1998 – 2018”』
期間:10月21日まで(時間:12時~18時)【入場無料】
場所:UNION SODA
住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1-1-3-201