福岡の情報発信基地『イムズ』が32年の歴史に幕を下ろしました。
福岡に初めて遊びに来た高校生の頃、真っ先に向かったのもココでして、カーブを描くエスカレーターに驚き、車の展示場に興奮し、
むき出しのエレベーターを見てはコマンドーのショッピングモールがよぎり、
巨大な吹き抜けを見ては香港国際警察がよぎり、友達と何度も何度も上り下りした記憶があります。(他にやることあっただろ泣)
そんな高校生がなんとも変なご縁で、私は独立する前のほんの数ヶ月間、イムズの広告制作事務所に在籍しておりました。イムズは他の商業施設と違い、購買欲をそそるような売り売りの切り口は一切せず、お客さまが館内を歩いているだけで洗練されたオトナになったような、その日の主役になったような、そういう広告を求められました。毎夜、流通広告の奥深さ難しさに頭を悩ませ、1行で全てを解決する前田知巳さんのコピーに興奮し、、気づけばまたしてもイムズにやられているのでした。
昨夜、妻にも「イムズの思い出は無いか?」と聞いてみたのですが、出てきた答えは 九州朝日放送『ドォーモ』の企画「街で見かけたかわいい子ベスト5」のコーナーで声をかけられたのがイムズ館内だった、という全く興奮しない回答。。(しかも後日放送を見たら4位だったというこの中途半端さがなんとも妻らしい。。)
イムズ様。今まで数々の刺激をいただき、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした!
【 今日の1本 】
新日本プロレス超闘列伝/革命と抗争(2001年/100分/日本)
猪木イズムのほうに興奮したいならこの1本!