ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

鴻臚館へ、むかし探訪。

飛鳥・奈良・平安時代の外交施設だった鴻臚館(こうろかん)。

中国大陸や朝鮮半島からの使節団の迎賓館として、また日本の外交使節である遣唐使遣新羅使の宿泊所としても使用されていた施設でして、1047年の放火事件の記録を最後に歴史の舞台から姿を消したそうです。

この日は秋雨模様で、静かな館内に聞こえる雨音がなんとも神秘的。

飛鳥〜平安時代まで遡ってしまうとあまりにも幻想的すぎて、教科書の中だけの出来事のように思えますが、積石や平された土を目の前で見ると、あら不思議。そこにいたであろう人々や、日々の営みを感じることができます。

 

時代が変わろうとも、人間の本質は変わらない。だから遺跡を大切なものだと位置づけ守り続けるのかもしれませんね。

君が立っているその場所に阿倍仲麻呂も佇んでいた可能性もあるわけで、詳しくは学校で習ってほしいと思います。