人生お初のドキュメンタリー映画『人生フルーツ』。
暮らしに寄り添った内容は、ごくごく普通の風景でして
めまぐるしい起承転結があるわけでもなく、「The日常」であります。
でも、上映時間90分は泣いたり笑ったり。
お腹がいっぱいという表現よりも「気持ちがいっぱい」が近いでしょう。
小学生の頃、友達から聞いた話しを思い出しました。
「私の爺ちゃんね、なんか眠たい、、、って言いながら
婆ちゃんに膝枕してもらって、寝ながら死んだとよ。」
幼いながらも、そんなことがありえるものなのかと
眉唾だと思っておりましたが、撤回。
まっすぐに生きた人には充分にあり得るのだと、今は思います。