とある日曜日。息子との砂遊びを終え、さて帰ろうかと腰を上げようとしていたとき
「すみません・・・」と柔らかい声が。
「お忙しいところ、すみません。」
全く忙しくなかったので話を伺ってみますと、新商品(繊維系)の発売に向けリサーチをしているので感想を聞かせて頂きたい、とのことでした。
デジタル化が加速したことで、マーケティングも含め購入者とのコミュニケーションもやはりデジタル化。コアなデータを収集し効率の高い販売促進が可能になりました。そんなデジタルプロモーションが進む中で、気持ち良かったですね、その方のヒヤリングが。
商品開発の経緯。こんな特性があって、どんな未来があるのか。
青空の下というのも手伝ってか、その方の商品に対する真っ直ぐな気持がスーッと理解でき、少しの時間で商品のファンになりました。
自分の足で歩き、意見を聞かせてくれそうな人を見定め、勇気を出して声をかけ、想いを伝える。なかなか出来ることではありませんよね。
デジタル化が進んでも、その先にいるのはAIではなく体温のある人間。デジタルであろうがアナログであろうが、それはただの手法(道具)というだけで、ちゃんと伝われば結果は伴う。私にとっても有意義な時間を与えていただきました。
その商品が生活の一部になる日。
応援したいと思います。