「ようケースケ、男闘呼組迎えに行かないかい?」
心の拠り所、A生兄やんからの突然のお誘い。
「男闘呼組かぁ、、曲あんまり知らないからなぁ。。」なんて野暮なこと言わず降り立ったサンパレス。アナタからの誘いだったら乗らないワケないでしょう。もいちどお前だけを守りに行こうじゃないの。
昨年の再結成後、8月までのこのツアーをもって男闘呼組は正式に解散。
男闘呼組としての最後の活動を見届けようと場内は満員御礼。
いやぁ、小学校の時みんな憧れたよなぁ。。男子は成田派、女子は圧倒的に岡本派だったなぁ。。
(女子の気を引こうと、掃除時間、皆ホーキを持って岡本の弾き方真似したなぁ。。)
そして今日の私の最大の目的は生・高橋和也を拝むこと。
俳優に転向してから目が離せない、この人が画面に出るとピリッと緊張感が走る、めちゃくちゃ好きな役者さんです。
伊丹十三監督『マルタイの女』から始まり、数々の作品でお目にかかりましたが、この人のベストアクトはなんといっても『そこのみにて光り輝く(2014年)』。
もうね、この演技に圧倒されます。女性はちょっと嫌悪感でしばらく顔見るのもイヤになるかもしれません。(※R-15なのでお気を付けください。とくに女性はご注意ください。)
ステージに現れた4人を見た瞬間、一瞬にして小学生と中学生に戻った僕らは「カズヤァ〜〜〜!!」「ショウジィ〜〜〜!!」と野太い声合戦を開始。ライブは、もういうことなし。32年ぶりの福岡でのライブだったとのことですが、いやぁ上手い。魅せる。ここまでカッコイイとは思わなかった。
そんでやっぱり高橋は舞台映えするんだよなぁ。ファンキーな兄ちゃんだよなぁ。
どれだけこの4人がカッコイイかは、6月8日(木)放送のNHK『SONGS(22:00〜)』でも確認することができます。よろしければご覧くださいませ。
男闘呼たちを感じた後は3年ぶりに『みのかさ』へ。コロナ禍もなんのその、地元民に愛される店はずっと残ります。
「ありゃ〜家永さん〜!久々やね〜!いい酒入っとるよ〜!」
週末だけ焼きに入る大将にも会えてよかったです。
開店から閉店時間まで男闘呼組の余韻に浸りながら、「あんな年の取り方したいねぇ。。」と焼き鳥片手にしみじみ語る、小笹の高橋と成田(笑)。
帰路は肩組んでメドレーを大合唱するのでありました。(兄やん誘ってくれてありがとうね)
【 今日の1本 】
歩いても歩いても(2008年/114分/日本)
この高橋もいいんですよ。
人あたりも調子もよく、いい義兄なんだけどやっぱり裏がありそうなんだよなぁ。。