ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

まちを笑顔に。

福岡市中央区に設立された株式会社エムパートナーさまのロゴマークを制作させていただきました。
代表の牛島さまは地場大手の不動産会社で30年のキャリアを誇る大ベテラン。グループのトップとしてスタッフを牽引しながら走り続けられましたが、これからは家族のため、そして自分が育った地元中央区にじっくり腰を据え、賃貸管理オーナーさまなどBtoBを中心に活動されます。
f:id:iengmwk:20210705105556j:plainMをベースに縁起の良い末広がりな建物のシルエットを制作。
ご自身を励ます時に思い浮かべる言葉「世界は広い。」から地球、地平線を取り入れました。

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不動産業のみならず、地域の清掃活動や消防活動など地域活性に繋がるものは全て参加したいというそのキラキラした目とバイタリティに私も非常に刺激をいただきました。

 

 

将来は地域の子供たちのために書道教室も開きたいという夢もお持ちで、いつの日かオーナーと賃貸管理の打ち合わせをしながら子供たちの作品を見る姿が目に浮かびます(笑)これからの第2の門出に立ち会わせていただき誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

賃貸・土地管理など不動産に関するご相談はコチラまで
■株式会社エムパートナー
住所:福岡市中央区荒戸1-3-2
TEL:092-406-7428
FAX:092-406-7428

 

私の、道しるべ。

息子を保育園に送った帰り道のこと。

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「この辺で、いちばん近い皮膚科はどこですか?」


80歳半ばぐらいのおばあちゃんから、道を尋ねられたのです。

 

「えっと・・・ですね〜」。
思い当たる皮膚科は、その場所から歩いて15分ほどでしょうか。8時半、ぐんぐん気温が上がり始め、この坂道を下りて、あの角を曲がって、それから〜・・・。

想像すると、手押し車のおばあちゃんにはしんどい道のりかなと思いました。お話を聞いてみると、引っ越されて間もないのか、土地勘があまりないとのこと。だとすると、この説明だけでは不親切かもしれません。

 

「すみません、なんか分かりづらい説明で・・・。」と詫びる私に、微笑むおばあちゃん。

 

「いやいや、お忙しいのにスミマセン、ありがとうございました。途中で分からなくなったら、また誰かに聞きますから。」

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うんと年下の私に丁寧なお礼を述べられ、ぺこっと会釈。

ゆっくりと坂道を下って行かれました。

 

”分からなくなったら、また誰かに聞きます”

 

便利なツールがなくとも、口で尋ね、耳で聞き、自分の足で歩んでいく。
あぁ、きっとこの方はこうやって実直に生きてこられたんだなぁ、と・・・・。どう表現してよいのかうまいこと綴れないのですが、自分が自分のことを頼りにしている。頼りがいのある自分がいつも傍にいる。すごくステキだなと思いました。

 

 

今の自分が出来る範囲でやっていく、ゆっくりでもいいので。

 

もっとできるはずなのに、もっとやれるはずなのに。
そんなスパイラルに陥っていた私。

 

 

「このスパイラル、どうやったら抜け出せますか?」

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道を尋ねられたのは私なのに、教えてもらったのは私の方でした。

 

おばあちゃん、ありがとうございます。

私も、私自身が頼りたくなるような私に成長できるよう、前へ進みますね。

 

6月の、紫陽花週間。

なんだかんだと、6月も後半ですね。

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ねぎ(愛犬)散歩で見かける紫陽花たちは、雨を待っているかのような表情で、ちょっと元気がないように見えるのは私だけでしょうか。

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アルカリ性と酸性で花の色が違うと知った時、リトマス紙を思い出しました。

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あのリトマス紙が私の日常で使われることはありませんが、小僧くん(2歳5ヵ月)がもう少し大きくなったら「赤と青はね・・・」と、知ったかぶってやろうと思います。

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穏やかに地域を流れる樋井川と、清々しい紫陽花。

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清涼感たっぷりな風景に癒やされる、ねぎ散歩。

 

夏本番前。猛暑に備えて今年もやります『脱・氷』。(←今年からご主人も参加)

内臓を冷やさぬよう、

今週も皆さま宜しくお願いいたします。

 

モーニング母。

早朝4時台に起床。顔を洗って5時にはねぎ(犬)散歩に出かける。

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誰もいない近所をウロウロするのはとても気持ちがよく、全てがリセットされるのと同時に「さて今日は何が起こるかな」とワクワクするのであります。

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同時刻、妻は息子を起こさぬようソロリソロリと、5年以上続けている『モーニングページ』のためデスクに向かいます。

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モーニングページ。
毎朝1ページ、その時アタマの中にあること全て、今日やってみたいこと、失敗したこと、何も制限なく書き連ねる作業であります。ノート一面にビッシリと書かれた文字を遠目で見るとなんだか恨み節が書かれているようで、まるでデスノートのようで、その背中に話しかけることなどできません。

 

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私が通っていた学校は停学になったら五厘プラス一日20ページ反省の言葉や教科書参考書をノートに丸写ししなければならず、その停学日数によっては少し生えてきた頭で何十冊ものノートを持って登校するハメになります。

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妻の背中を見るたびそのことを思い出し「停学でもないのに偉いよなぁ。。」と毎回感心してしまいます。

 

 

とまぁ、そうこうしているうちに息子がギャーギャー言いながら布団を投げ、ねぎを追いかけ、朝ご飯を催促。。騒がしい朝の始まりです。

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書きかけのノートを置いて、朝ご飯を作り、着替えさせ、保育園までの時間ビスケットでも食べながら息子はテレビ視聴。

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 「ねぇ、一枚くらいちょうだいよ」手を差し伸べる妻に断固として一枚も渡さない息子。
試しに私が手を出すと「ハイッ!」とニコニコして渡してくれる息子(笑)
「クッ....このクソガキ....」ともう一度手を伸ばそうとする妻に空になった器を投げつける息子。。

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今日のモーニングページのシメが予想できそうです。(あの、、今日は僕が保育園送りましょうか。。)

 

あっちゅーまに、43。

みなさま、ありがとうございます。
本日、どーにかこーにか43歳を迎えることができました。

 

年々「当たり前」というものは存在しないのだと思うようになり、美容よりも健康優先。遅咲きの母親業をこなすためにも、心身共に健康でなければならんと強く思っております。 f:id:iengmwk:20210621153241j:plain

息子が成人する頃には・・・と、自分の姿を想像するとスリリング過ぎて、思考を無理矢理ストップ。いや、違う違う、コレは大器晩成と言って、往々して人より遅れて頭角を現したということにすればいいのです。

 

何はともあれ、43歳。今年一年もあーじゃない・こーじゃないとバタバタしながらも頑張ってまいります。フレフレ、私! f:id:iengmwk:20210621153638j:plain

その後の、育児報告。

息子も、あれよあれよと2歳5ヵ月。90.6㎝で13.8㎏。

冷凍したブルーベリーと林檎の自家製コンポートを食べながら観るYouTubeが、至福の時。炒った大豆は好きだけど、いりこの佃煮はNo,Thank You。でも、高野豆腐や切り干し大根やヒジキは相変わらず食べてくれるので、良しとします。

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保育園じゃ照れ屋で控えめな小僧君も、家の中じゃコノ↑ありさまでして、絵本やオモチャの一部を破壊してはポイポイ散らかすばかりです。ズボンを繕うように、小物だって補修できるものはする43歳の母。ママと言うよりは、お袋と言う年齢に到達し、そこから見える景色は楽しくも恐しくもあります。

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「ヨウ、見てくれよっ!コノいかした顔!小僧は荒くて乱暴者だけどよ、ココの奥さんは違うゼ。絵はイマイチだけどよ、オレ結構、気に入ってるんだ!」

とね、『トイ・ストーリー』だったら絵本が言うワケですよ。

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「物」を大切にする心は、きっと「者」も大切にできるようになる。
そう伝えるためにも、私の補修作業は続くのであります。

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↑今夜も追いかけ回されるであろうこの人・・・。(時々ドッグフードも食べられてます)