ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

偉大なるジョン。

『スーパーマン』『スパイダーマン』が好きな息子。
でも『きょうりゅうのやつジュラシック・パークがみたい』と言われた時は注意が必要。スピルバーグは子供たちを驚かそうとイタズラにドキッとさせるシーンを盛り込むのは有名ですが、やはり喰われたり血が出たりするのはこの歳の子には見せたくない五社英雄の作品はもっと見せたくない)
そんな時はリモコン片手にグロいシーン手前で早送りやスキップをしてやらなければなりません。


しかし毎度毎度息子の隣に座ってその操作ができるワケもない。
そこで試しにジョン・ウィリアムズのオーケストラを流してみる。
「ちがう〜これじゃない〜!」の声が上がるかと思いきや、まんざらでもなく静かに聴く息子。

結果、息子にとって映画と同じくらい彼のテーマもひとつの娯楽として存在していたことが判明。
改めて彼の映画音楽の偉大さに感銘。

 

【 今日の1本 】 
JAWS(1975年/124分アメリカ)

私が生まれた時に公開された映画なので、あと数年で『50周年記念BOX』みたいなのが出るんではなかろうか。(ちなみにこのDVDは30th アニバーサリースペシャル・エディション。)
たった2音で映画音楽史に残るテーマを書く。これぞジョン・ウィリアムズ

 

今年は、おもてなのか。

この家を建てたときに、西側に黄色い果物を置くと金運が・・・との風水を信じ込み、育てて早10年。今までに2回ほど収穫した記憶があるのですが、全て1個。

2個も実ったのは初めてです。

 

やばいです。今年は何かが起こる予兆なのでしょうか。(ワクワク)

 

登園前に生育具合をチェックする息子(4歳9ヵ月)が、今か今かと収穫を楽しみにしております。確認する際に果実をツンツンするのですが・・・、

 

ブチっと落ちそうなので、やめていただきたい。

 

今週も皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

 

移りゆく、朝散歩。

すっかり朝夕が涼しくなり、秋を感じるコトが多くなりました。

気候的にも足取りが軽く、12歳のねぎ(愛犬)も優に1時間は歩きます。

年齢的には老犬の仲間入りですが、まだまだ現役の4WD。

「老犬て言わんでぇ〜」

 

 

通年でこの時期がいちばん心が落ち着くのは、わたしだけでしょうか。

春の忙しさ、じめつく梅雨が開ければ夏の照り付く日差し。あれよあれよと猪突猛進の後に訪れるこの季節。冬が訪れる前の、ちょっとした休息とでも言いますでしょうか。

動物病院で付けてもらった首元の向日葵にもサヨナラして、心地よい秋に進んでまいりましょう。

右見て、左見て。出発進行。

 

鴻臚館へ、むかし探訪。

飛鳥・奈良・平安時代の外交施設だった鴻臚館(こうろかん)。

中国大陸や朝鮮半島からの使節団の迎賓館として、また日本の外交使節である遣唐使遣新羅使の宿泊所としても使用されていた施設でして、1047年の放火事件の記録を最後に歴史の舞台から姿を消したそうです。

この日は秋雨模様で、静かな館内に聞こえる雨音がなんとも神秘的。

飛鳥〜平安時代まで遡ってしまうとあまりにも幻想的すぎて、教科書の中だけの出来事のように思えますが、積石や平された土を目の前で見ると、あら不思議。そこにいたであろう人々や、日々の営みを感じることができます。

 

時代が変わろうとも、人間の本質は変わらない。だから遺跡を大切なものだと位置づけ守り続けるのかもしれませんね。

君が立っているその場所に阿倍仲麻呂も佇んでいた可能性もあるわけで、詳しくは学校で習ってほしいと思います。

 

念願の大スクリーン。

生誕100年を記念して、福岡市総合図書館では『三國連太郎映画祭』開催中。

(この若い時の三國さん...カッコ良すぎる。)

 

まさか生きている間にあの作品を大スクリーンで拝める日が来ようとは、、、、選んだのは『復讐するは我にあり』。

ビデオでもDVDでも擦り切れるほど観た、日本ノワール映画史上最高の傑作。また、『緒形拳逃亡三部作』と私が勝手に命名したうちの1本でもあります。(他の2つは『薄化粧』と『破獄』)

実際の事件を題材にしただけあって、家族の団らんを一瞬で吹き飛ばすような生々しい犯行シーンあり、ドロドロのベッドシーンあり、幼少の私が観た中で八つ墓村、鬼畜に並ぶトラウマ映画でした。こんなのを平気でテレビ放映してた恐るべし昭和の時代。(現在はR-15指定)

 

今村昌平監督の徹底したリアリズム追求により、犯行シーンはその実際のアパートを使用するなど(厳密にはお向かいの別部屋)、さすがに当時の俳優たちがたじろいだのは有名な話。

三國連太郎緒形拳
今の役者さんは素晴らしい演技をされる方も沢山いらっしゃいますが、なんだか顔が綺麗な方ばかりで、なんかこう、汗臭さといいますか、いい意味で足の臭そ〜うな脂ギトギトの役者さんはトンと見なくなった感じがして寂しいものです。(それ以上に倍賞美津子の強さと小川真由美の弱さがまた素晴らしい)

当日は敬老の日。満席御礼の中、往年のお父さんお母さんに混じってこの湿度の高い作品を大スクリーンで観ることができた私は幸せ者かもしれません。

 

【 今日の1本 】 
復讐するは我にあり(1979年140分/日本)

20年前、「まだビデオなのかよ」と先輩に貰ったDVDプレーヤー。
いの一番に買いに走った記念すべき私のDVD一本目。
ストーリー、演出、役者、カメラワーク、音楽、どれをとっても一級品。

 

アライグマにご注意を。

ポストに『アライグマ出没』のチラシが。

どうも9月3日深夜、近所にてアライグマが出没し犬との争いが目撃されたようで、記述をまとめますと『全長50cmくらいまでで、見た目可愛い半面、獰猛な外来種』とのこと。

犬との争いが頻繁に起こっているのであれば、さぁ、ウチのご意犬番もダマっちゃいられないっ!

・・・・。

えっと、
・お子様は特に近づかない
・見かけられた方は城南区役所 総務課【TEL:092-822-2131】までお願いいたします。

 

その後の、嵐を呼ぶ男。

「オ・イ・ラぁわぁドぉラマぁ〜」「ヤぁクぅザなドぉるラマぁあ〜〜〜」

前回のブログ『嵐を呼ぶ男』
おかげさまで実家の爺さんが伝授した裕次郎の歌は、現在保育園で大流行中。。
コトバの調子というか、歌ってて語呂が気持ちいいんでしょう。わからんでもないぞ。

「急に娘が『オイラは〜』って家で歌うようになったので、スマホで何の歌か調べたんですよ〜笑」と二回りほど離れているであろうお母さま達とのジェネレーションギャップを感じているぶんはまだ問題なかったのですが、どうも流行具合がマズいらしく。。

普段の挨拶はもちろん、合唱の練習時でも園児たちは全て「オイラはドラマぁ〜!」で歌うため、最初は笑っていた先生たちからもとうとう「ドラマーは禁止!」という禁止令が出たらしく、私どもも恐縮するばかりでございます(ジジイめ、、、余計なことしやがって)

とくに歌詞の中に出てくる『ヤクザ』が引っかかっている模様。。
そりゃそうです、3、4歳のカワイイ盛りの子供たちが満面に笑みで『ヤクザ』『ヤクザ』と連呼しているワケですから。。。泣

ということで、「まぁいいじゃないの」という私と、「みんな笑ってくれているけどこのままじゃお母様連中から白い目で見られる...」と妻は急ピッチで修正作業に奔走。

一過性のもの。目くじら立てずに見守っていきましょう。
(とにかく一連の話を聞いて手を叩いて喜ぶ爺さんが一番腹立つ泣)

 

【 今日の1本 】 
ミンボーの女(1992年/123分/日本)

妻とヤクザなドラマーとの攻防はまだまだ続くのでありました。