とある案件のため、天神の様々な掲出場所をチェック〜資料探し。
天神に行くたびに、紙媒体だったスペースが
電子広告に様変わりしているのが目につきます。
お目当ての本は品切れだったため、結局ネットで注文することに。
とりあえず最新号の「ブレーン」と「デザインノート」は購入。
今更ながら「デザインの現場」の休刊は本当に寂しい限りです(「広告批評」も)。
読む人いっぱいいたと思うんだけどなぁ。。。1,890円が高いと思う人のほうが多かったのかなぁ。。。
いや、逆にあの内容じゃ1,890円では採算とれなかったのだろうなぁ。。。とにかく好きな本でした。
「デザインの現場」はWeb版でしばらく頑張っていましたが、
私はやはり電子書籍より、紙の質感やインクの匂いをずっと楽しんでいきたいです。
「紙は無くなる。」と近年言われ続けていますが、私たちのような人間がいる限り、無くなることはありません。
帰りはイムズで現在開催中の写真家ホンマタカシさんの個展「IN OUR NATURE」に行きました。
思い返せば20代、最初に見たホンマさんの写真集は、東京の子供達を被写体にしたその名も『東京の子供』という写真集でした。
当時、特にタイトルのタイポグラフィが気になったのを覚えています(装丁はGRAPHの北川一成さん)。
日常をそのまま切り取ったような空気感は今もあの時のままで、じーっと眺めていたら風が吹いてきそうな世界です。
面白かったのが、リバーサルフィルムを使った箱の仕掛け。
この「見るため」のワンアクションがあるだけで、こんなに「写真に対する気持ち」って変わるものだと勉強になりました。
しかし、昔に比べて細かくカテゴリ分けされたデザイン本がホント増えたなぁ。
こりゃ、今の若いデザイナーさんは一体何を読んでいいのか悩むだろうなぁ。。
『デザインの現場』復活、求む。