私の大好きな時間の中に、スタジオがあります。
かれこれもう10年以上ご一緒している元柔道家ドラマー・ドデカ音のY口氏と、沖縄が生んだ奇才・リズム感バツグンのM平氏。この3人でセッションをしながら曲を仕上げていく。この時間が至高のひとときなのです。
3ピースはそれぞれの持ち場が明確でシンプルな編成なので、感性が立ちやすく、個人的にはバンドの究極のカタチだと思っております。
こちらは小笹が生んだクレイジー大将のいる、みのかさ。
Y口・M平ともに音楽と映画に造詣が深く、反省会と言う名の飲み会も話がつきません。
「イエナガさん〜またイイ原酒入ったとよ〜ちょっとコレ試飲してみちゃらんね笑」
「またぁ〜そう言うてシレ〜っと会計に入れとるとやろ〜?笑」
大将と私のいつもの会話です。
出勤は週末だけにシフトしたとはいえ、大将も身体だけは気をつけてくださいね。
私たちもいくつになっても演奏できるよう飲み過ぎには注意せねば。
(さぁ、A生兄やん、もう少し落ち着いたら対バンだな!)
【 今日の1本 】
苦しみも喜びも夢なればこそ「現世は夢~バンド生活二十五年~」人間椅子(2015年/150分/日本)
イカ天出身バンドで未だに精力的に曲を作り、そして売れ続けているのはこのバンドだけではないでしょうか。大器晩成とはこのバンドのためにある言葉かもしれません。
最初に聴いて衝撃を受けた中学生の私に、今でもやり続けることの大切さを教え続けてくれる孤高の3ピースバンド。