・・・何年待ったことでしょう。
ついに、
ついに、
ついに出ました、『仁義なき戦いBOXセット』。(←しかもブルーレイ!)
昨夜早速観てみたのですが、今まで黒ツブレしていた映像箇所もハッキリと再現されつつ、
当時のフィルムのような感じが醸し出されております。
思い返せば、2003年、書店で見つけた『新・仁義なき戦い』BOXセットの発表。。
「ん〜なんで本家5部作はBOXセットが出ないのだろうか?」と、10年前から
首を長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くして待っておりました。
初回限定版には特典映像と別に
当時の復刻パンフレットやロビーカードが封入されています。
「キネマ旬報」による「映画遺産200」で日本映画部門歴代第5位に選出されたこの作品。
内容はいわずもがなその後のやくざ映画を変えた「実録路線」で、
そこに渦巻く欲望と裏切り、そして復讐が描かれています。
ちなみに、この映画をもっと知りたいという方には、『仁義なき戦い 浪漫アルバム』、
文ちゃんをもっと知りたいという方には、『菅原文太 〜野良犬の怨念〜』がオススメでございます。
(あ、その前に『仁義なき戦い 死闘編・決戦編(飯干晃一著)』も是非)
こんなことばかり書いているので、
「お前は本当にこのテの映画が好きだなぁ」とよく言われます。
ただ私は別に『ヤクザ映画』が好きな訳ではございません。
言わしてもらえば『ヤクシャ映画』が好きなのです。
往年の超豪華東映オールキャストはもちろん、
拓ボンをはじめ、「絶対チャンスをつかんでやる」という
ギラギラした大部屋俳優さん達を一斉に観ることができるのは
後にも先にもこの映画しかないのです。絶対にないのです。
(やっぱり、男はギラギラしとかんといかんです)
という訳で、今まで愛用していたDVDにもとうとうお別れを告げる時がやってきました。が、
そうです。
最後なのでこの際ずっと疑問に思っていたことを書きます。
『仁義なき戦い』DVD版の盤面には、それぞれの各シーンが一枚ごとに印刷されているのですが、
その中の『頂上作戦』のラベルに千葉真一の全く関係ない拳法アクション(?)のシーンが載っています。
東映さん。これは完全に別の映画だと思うのですが。。。
むむ〜、未だに謎です。