ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

園、園、縁。

「保育園落ちた日本死ね!!」
こんな物騒な言葉が話題になっていたときは「世の中のお母さん大変なんだなぁ。。」と感じていたくらいだったのですが、いざ自分にも関わってきた途端、言葉の意味がとても重くのしかかってきております。(今さらですいません。)

自宅で仕事をやらせてもらっているありがたい身分。「できるわけない笑」「はいはい出た出た笑」と仲間に笑われても、幼稚園保育園が義務でないなら小学校までは自分で教育しようと本気で考えていました。が、一度近所の保育園に一時預かりをお願いした後、たった3、4時間なのに戻ってきた息子が一人でストローを使わずコップで飲めるようになった姿を見て驚いたのを機に、同じ年頃の子たちからの刺激、仕事と育児の両立、小学校入学時の環境などを踏まえると、どうやらその考えも見直してもいいのでは?と話し合うようになってきました。

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調べてみるとどうも、園に入るためには審査がいるらしく、どの園にお任せするか見学したほうがいいという。3件ほど回り、それぞれ園によって設備や環境など個性がありましたが、どの園も子供たちのことを考え、素晴らしい方針ばかりでした。何よりも、各部屋の説明と普段のお仕事ぶりを直に見せてもらい、一人でもこんなに大変なのにあんな大勢を一斉に見る保育士さんたちは想像以上に大変なお仕事だと思いました。ホンキで心配になり、質問コーナーで真っ先に「保育士さんたちはちゃんと休めてますか?」と聞いたくらいです。
私の尊敬するお仕事でもある看護師さん介護士さん、そして親になって知った保育士さん。日本の危機でもあるこの状況に、一人でもボーナス受け取らずにこの方々に回そうと名乗りを上げる先生方は出て来ないのでしょうか。 

 

聞くと、入園できる枠がかなり狭き門となっており、自営業はとくにキビしいというお話。。これがあの「日本死ね!!」に繋がるのか、、、と思いつつ、来年の発表を待ちたいと思います。

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家族会議中、「ビリビリビリ・・・」。
振り返ればヤツがいて、思いっきり応募用紙ごと裂いておるのでございます。(こりゃ落ちるな笑)
やはり当初の予定通り、小学校までは私が教育するかもしれません。

 

 

【 今日の1本 】 

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ミッドナイト・エクスプレス(1978年/121分/アメリカ)