ミカドヤな日常

アートディレクター/グラフィックデザイナーの夫とイラストレーターの妻の日常です。ミカドヤのHPはコチラ:design.mikadoya.jp

続けること。

週末開催されたクリエイティブ×エンターテインメント体験イベント『The Creators(ザ・クリエイターズ』。

ウォークが本当にいるかどうか確かめに来ました。

 

『福岡・博多のご当地キャラクターとアバターDEダンシング!』に並ぶは、小さい頃から佐賀でもCMが流れていた馴染み深いキャラクターたち。あの、、本当にご当地キャラクターのお仲間に入っていいのでしょうか。。

ドキドキしながら特設ブースに入ると、、、、6人目にはなんと、

いたいた!ウォークだ!本当にいた!!(K田さん、ウソじゃなかったんですね!泣)
なんと現時点でリクエスト3位という快挙!無名の新人リンカーン・ホークです!

 

テンション上がった妻は早速ダンシング。もちろん扮するのは我らがウォーク。

ウォークになって踊る妻。(注意:右上の「出口」は決して妻を指しているワケではありません。)

福生のライブハウスでベンジーを観て「これは世に出さないといけない」と加入を申し出た達也しかり、チバとの対バン後「俺に叩かせてくれないか」と声をかけたクハラしかり、23年前、彼女の部屋に飾られている絵を見たときに「アンタは絶対にこれをもっと外に出すべきだ」と言ったことがあります。

この人の描くものは、どれも(カワイイでしょ?)と媚びを売ることもなく、目立とうとすることもなく、もの悲しいけどなんか居心地がいい、そんな絵ばかりで、自分だけの趣味だけにしとくのは勿体ないと感じた瞬間でした。

そこから彼女なりに絵を磨き続け、一度は全てを諦めてしまって、それでまたミカドヤとして復活させて、、、。色々ありましたが、学校を出たワケではなく、修業に出たワケでもなく、この人はずっと独学でここまでやってきました。本当にスゴイと思うのです。

 

20代の頃の彼女も将来自分の作品がこんなことになるなんて思ってもみなかったでしょう。

 

クリエイターを目指している若い人たちに言えることは、いい学校を出ようが独学だろうが、とにかく『続けること』。

そしてあまり知識ばかり詰め込みすぎないこと、だと私は思っています。

 

舞台上では未来のちびっ子クリエイターさんたちによる、次なる天神の街のプレゼンテーション。

アタマが柔らかいなぁ〜素晴らしい。クリエイトってこういうことだよなぁ〜。

 

母親の晴れの日を知ってか知らずか息子はウォークよりもバルーンアートに夢中。

ウォーク vs ピカチュウピカチュウに軍配。(ピカーーッ!!!!怒)

 

NTT関係の方とご挨拶する機会があったのですが、「え!『大名行列』をやられた方なんですか!」「うわー覚えてますよ〜!」と、10年以上前のdocomoさんの広告話に花が咲きました。

私自身は全く有名ではありませんが、携わったお仕事が今でも記憶に残ってもらっている、クリエイターとしてこれより嬉しいことはありません。広告としては大成功です!(N村、こりゃ今年飲まなイカンな!!笑)

 

設置していたポストカードも十数枚になってきており、イベント終了後には全て無くなったという嬉しいご報告もいただきました。

ウォーク、本当に2日間お疲れさまでした。

 

そんな私どもも、来月で結婚20周年。

ずっとこの仕事が続けられるよう、夫婦二人三脚でこれからもやっていきます。

 

関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。